古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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 ちょっと前、一冊だけ、近所の古本屋にて、100円本を。買おうかどうしようか迷っていたら、3歳のチビが「いいじゃない、買いなさいよ」なるお言葉を発してくれた。
 内田康夫 上海迷宮
 かの有名なこの作者の作品も、浅見光彦シリーズも初めて読んだが、想像通りの読みやすさ。また2時間ドラマの映像イメージ(俳優の中村氏の顔など)が絶え間なく付きまとって、上海ロケのドラマを見ているようだった。

 さて、先の土曜日の古本。
 授業の帰り、フラフラとなった頭で、一番近くの古本屋に何となく入ったら、またも様々発掘してしまう。単行本は3冊200円、文庫本は各200円くらい。こぐれひでこ氏のパリの文庫も欲しかったが、2冊で500円だったので止めにする。

 黄色い風の吹く街へ 難波 淳
 来て見てアジア 難波 淳
 地球を怪食する 小泉武夫
 夫婦貧道中 地球ふたっぱしり 甲斐切 清子
 屋台の楽園 ペナン島へ行く ほいほい旅団
 ジブリ美術館ガイド

 アジア・キッチン旅行 高崎 篤
 来た、見た、撮った 中国国境8000km 田島 正
 お茶からお茶へ、旅から旅へ 伊藤ユキ子

 黄色い~は、中国太源で一年間日本語を教えることになった筆者夫妻が、各地を様々旅行した様子、現地での生活ぶり、交流、天安門事件の在北京体験、帰国の様を記したもの。おもしろい。
 同じ作者が、何年もかけて幾度かにわけてアジア各地を旅した模様を語っているのが2冊目。この人のは、写真もプロ級で、人物の表情がとても良い。

 3冊目、存在は知っていたのだけれど、読んだのは初めて。この御仁が農大のお偉い先生とは露知らず…。それにしても、タイトル通り、ゲテモノ、キワモノ、生臭もの、なんでもござれの強靭な胃袋と、ウォッカ、白酒、蛇酒、発酵酒これまたアルコールなら何でも大好きなのには驚いた。さすが酒造家に産まれ、醸造学発酵学が専門のお方。
 竹虫+竹酒など、唐揚げの鳥の皮さえ食べられないうちの母親などにはきっと永遠に分からない世界。。。またある程度の冒険心、好奇心はあるものの、ブーダン、青カビチーズ、くさや、蛙、臭豆腐、血豆腐くらいが関の山の私にも、天井に這うヤモリを10匹ほど料理して、とか40年前の鯉の熟鮓で熟鮓パーティー、とかちょっと手の届かないハイレベルな怪食文化でやんした。。。

 地球ふたっぱしり、昭和の終わりから平成にかけて、夫婦で3年間、500万円で地球を巡る、という旅のもの。頼もしいのは、ご主人が英語に堪能で、切符争奪戦や部屋の手配その他取り仕切ってくれるところ。うーむ、私もこんな旅がしてみたいザンス。

 ペナン島、未読、
 ジブリは、「トトロランドとラピュタランドに行きたい!」とのたもう娘へのお土産。

 アジア・キッチン旅行も、お茶からお茶へ、も行ったことのある地、無い地、様々で面白く読む。
 それにしても、早く次の旅行に行きたいものだなア!
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# by souslecieldetokyo | 2009-06-23 02:13 | 古本
 社会人向けの中国語のクラスを受けるため、近くの大学へ毎週土曜の午前、通っている。
 そこで恒例の青空古本市が開かれていたので、授業が始まる前の何分間か文庫本コーナーだけ覗くことにした。
 と、例のごとくなんやかんや手が伸びてしまい、結局8冊購入。
 加えて、帰り道先週家にあるかどうか確かめてから買おうと思っていた本を買いに同じ古本屋へ向かうが、付いていない、売れてしまっていて無く、それでも文庫本で何冊か見つけてしまい、ここでは4冊購入。

 うちの助六 福島慶子
 ユーラシア大陸思索行 色川大吉
 アフガニスタン紀行 岩村忍
 料理歳時記 辰巳浜子
 オトコ、料理につきる 三善晃
 ライカ通の本 円谷円
 スヌーピーのコミック×2冊

 私の中国人ノート 和久田幸助
 はい!はい!ハノイ アジア光俊
 カラーブックス紅茶入門 斉藤禎
 ハロウィーン・パーティー クリスティー

 値段は100円、150円、スヌーピー高くて200円。それも土産に買って帰ったのに、渡したとたん“わーい”と開いたはいいが、真ん中の数ページかがベリッと剥がれ、破損。ショック。。。
 クリスティーは、家にあるかどうか心配したが、無かったのでホッと胸を撫で下ろす。
 福島夫妻の本があっという間に5冊目になった。今回もパリ話や梅原龍三郎、林芙美子などの回想話など載っていて面白そうだと思う。

 中国人ノートは、麻雀小考のところが読みたくて買う。胡適とは、ちょうど今日の授業で先生が脱線話の中で語った、なんともタイムリーな人物名ではないか!「麻雀は男の暇つぶしで、女には日常茶飯事だが、お婆さんにとっては、残り少ない人生の事業である。」(胡適)
 先日買ったお茶の本の中でも、定年後、朝の公園での運動その他の後、男は揃って飲茶へ向かい、女は揃って麻雀卓を囲むとあった。中国で麻雀は、男性より女性の方が日々の生活において欠かせないものなのだろうか??
 そういえば前に香港郊外の町に行った時、古い食器屋に入ると、暗い店内の中、子供そっちのけで母親4人が麻雀をしていた。手も良く動いていたけど、そのお喋りの白熱具合といったら!
 その点、シンセンの洋服屋で見た主人らがやっていた麻雀は、くわえ煙草で煙をもくもくいわせていたが、ピーチクパーチクのお喋りは無かったような気がする。が、やはり香港の安いホテルに泊まった時、裏のアパートの部屋で、男らが夜通し麻雀をやっていて、牌の音でうるさくて眠れなくなり困ったことがあった。
 女達の騒ぐような喋り声はなくとも、牌の音だけでも十分ウルサイのだった。牌の大きさも関係してるとは思うが、あのガラガラジャラジャラというけたたましい音は、爆竹と同じ、伝統的騒音文化(?=大きくてうるさい→賑やか、派手、気前がいい、邪気払い)のたまものだと思わずにはいられない。
 
 今習っている定年過ぎのおばあちゃん先生は昔、中国文学をやりたい、と言うと「中国文学をやりたければ、まず麻雀を覚えろ!」と言われたとか。私は文学は志さないが、結婚式には出てみたいので、いつ招待されても良いように、日本より簡単だと言うそのルールをいずれ覚えてみたいものだナア!
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# by souslecieldetokyo | 2009-05-25 00:51 | 古本
 今日は、チビが初めて添い寝無しで寝た!それも九時少し過ぎくらいに!!何かすごく得した気分。
 で、せっかくなので、日記をば。

 四月某日、サンシャインの古本
 
 何をかは忘れたけれど、買うものがあってサンシャインに行き、古本市がやっていたので、見るだけのつもりで見だしたら、結局こんなに購入するはめに。。。しかも、アガサ・クリスティのは、家にあるのを確かめてから無いものだけ、ママチャリ飛ばして次の日買いに走ったりまでして、二日がかりの買出しとなった。
 
 ジョイ・ラック・クラブ エイミ・タン
 チベット潜行十年 木村肥佐生
 チャイナタウン ヨコハマ 陳立人
 薬菜飯店 筒井康隆
 ジェイムス・ジョイスを読んだ猫 高橋源一郎
 新麻雀放浪記 阿佐田哲也
 ぼくだけのパリ なだいなだ
 文学カフェ 菊盛英夫
 料理の四面体 玉村豊男
 料理長殿、ご用心 ナン&アイヴァン・ライアンズ
 おかず咄 牧羊子
 風説食べる人たち 開高道子
 古きパタゴニアの急行列車 ポール・セルー ≪中米編≫
 南蛮阿房列車 阿川弘之
 アガサ・クリスティ、ハヤカワ文庫×8冊
 Meet Thomas and his friends

 全てが、100円150円程度のものばかり、ここの市、消費税を取るのがたまに瑕。トーマスの英語の新品本は、どうしてもとチビが言うので、「自分のお年玉のお金で買うのならいいよ」と、しぶしぶ買う。630円!高し。
 
 ポール・セルーの本、去年もこの時期、ここで見つけたんだっけなあ、と思うとなんだか面白い。訳者の阿川氏の本も近くにあって、一人ほくそ笑んだ。
 例の事件の佐川氏のパリ案内、みたいな本もあって興味を引いたが、彼はフランス国内には入れないため、追憶の、回想のパリ、フランスとなっていて、立ち読みしたけれど買い控えた。
 
 ジョイ・ラック・クラブはGWに実家に帰った際、ゴロ寝して読んだが、物語に引き込まれて一気に読了。映画もあるそうなので、観てみたくなった。冒頭の麻雀のシーンのところ、「色・戒(ラスト・コーション)」の麻雀のところとだぶる。物語は、米国に渡った中国人女性と、その2世娘の8者様々の人生が、時に中国の御伽噺や古い言い伝えを引きずったまま語られているのだが、ある母親が、そのまた母親の死の床に向かった際、自分の腕の肉を削って、薬のスープに混ぜ母に飲ませる(古来の秘伝の)くだりでは、魯迅の「薬」を思い出した。
 
 クリスティ、これでコレクションは65冊となる。持っているタイトルを全部覚えきれないのが難。
 筒井康隆、表題作だけ読んだが、痛快。ぐび、と喉をならし、どかどか料理をかっこんで、がっ、がっ、どばーっと体中の毒素、膿その他を出し、生き返ったがごとくなる作品。私だったら、蠔油劇骨肉翅(この店の貧血治癒料理)が食べたい!


 五月の古本、早稲田村
 偉大なる道 上・下 スメドレー 2冊300円

 
 本日の古本、早稲田村
 ロンドンの美しい町 鶴田静
 優しいパリ パリの日本人 蜷川譲
 マレー鉄道で朝食を 伊藤伸平
 クリスマス・ウォッチング デズモンド・モリス
 老手品師 カロッサ
 赤い機関車ジェームス THE REV. ウィルバート・オードリー
 中国茶読本 島尾伸三

 先の5冊が100円本、チビへのお土産ジェームスは300円(1973年初版本)、ずっと探していた中国茶は400円。やっとこれで、“雲来茶楼の仙人の姿”がいつでも好きな時に眺めることが出来る!
 
 最近覚えた広東語のフレーズ。 飲「口左」茶未呀? (吃飯了嗎?の意) 
 うーっ、飲茶、もとい香港行きたし!
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# by souslecieldetokyo | 2009-05-15 23:13 | 古本
 待望のフリマ!に行ってきたザンス。
 ずっと前から欲しかった、もとい次にホーチミンに行った暁には絶対買おうと思っていた、レックス・ホテルのティー・セットが売っていたのには思わず小躍り、これだから止められません、フリマチェック!

 レックス・ホテルのティー・セット(ポット、カップ4、ソーサー5)500円
 昭和レトロ茶碗(渋オレンジ花柄×5)200円
 インドの象の釣るし飾り(×2)300円
 アンティーク風鉢200円
 チビの絵本(マドレーヌちゃん「メルシーブック」、メイシーちゃん「遊ぶの大好き」、「ピーカーブー」英語のしかけ絵本、「長靴をはいた猫」矢川澄子訳)〆て220円
 インド・ネパール風の大っきい布・無料
 チビの昭和の子供風ウサギアップリケ手提げ(籠編み)、自分のナイロンペラペラ袋(サイケ柄)2つで200円
 ガラス万能小碗×5、100円
 ナショナル、昭和初期モデルのコテ風電気アイロン、木箱付き500円

 しかしながら、一個買ったら一個捨てる、の出来ない、シンプル・ライフの対極をひた走る我が家…、雑誌に載るような部屋に住める日はきっと永遠にやって来ないだろう。。。トホホ

 
 
 帰り道の古本
 
 アメリカ阿呆旅行 わん・つう・すりー 江國滋
 イギリスはおいしい 林望
 OLときどきネパール人 瀬尾里枝
 歴史の交差路にてー日本・中国・朝鮮― 司馬遼太郎・陳舜臣・金達寿
 4冊200円(文庫)

 実はかの有名なリンボウ先生の名著をまだ読んでいなかったので、一番最初に読む。と、コックスや、フィッシュ・アンド・チップスが、パブが、アフタヌーンティーが、なんとも魅力的に書かれていて、バイト帰りの道すがら、本を閉じれなくて、そのまま読みながら歩き、あっと言う間に読みきる。
 果ては、どうしてもスコーンが食べたくなり、巻末に載っていた方法の通り、チビと作って、たまたまあったサワークリームとカシスのジャムで、ミルクティーしてしまった。。。残念ながら狼の口はガオーッと開かなかったが(たぶんベーキング・パウダーが古かったから?)、それなりにおいしく、特にチビが気に入って、あれよあれよと平らげた。
 
 江國滋氏、前回に引き続き、面白く読む。世界的に有名な腕前、とあるが、本当にそうであるのに違いないのだが、それならなおさら、テレビでその腕前を拝見したかった。
 余談だが、最近本棚の整理をしていて、ついつい様々拾い読みして作業が一向にはかどらないのだが、その一つ、江國香織「とっておき作品集」鳩よ!特別編集に載っていた、彼の「香織の記録」を再読する。
 初めに読んだ時には、「おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒」を読んだ直後だったので、涙腺がゆるみっぱなしだったが、今回は、同じような年頃のチビを持つ親になったこともあって、反省したり、感心したり。何気ない一言、行動を、こんな風に記録して、35ミリも8ミリもカセットテープの録音も残して、仕事の傍ら、本当に子煩悩で、マメだなあ、その器用さが、マジックにも生かされているんだろうなあ、と思ったり。
 二人の仲の良さは「クウネル」往復書簡でも知っていたが、彼女の妹の書いた「夢日記」も載っていて、本当に、江國香織さん、あなたは、父親にも妹にもこんなにも愛されて、非常に幸せなお人ですね!同姓の兄弟というのも、また良いものなのだなあ、としみじみ。

 「OL~」も面白かった。これを読むと、インドとネパールの違いが良く分かる気がしてくる。一人のタクシー・ドライバーとの出会いから、彼女のネパールが徐々に、繋がり広がって行く感じも興味深かった。それにしても、やはり英語が必要、ということですね。アイヤー
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# by souslecieldetokyo | 2009-04-20 00:08 | フリマ

卒業式の日の古本

 卒業式。
 それは一年で一番、バイト先の喫茶店が忙しい日。
 今年もバイト君バイトさんが卒業式なため、人手不足で駆り出される。

 一日中こま鼠のようにクルクルくるくる働いて、店を出た途端、どうしたことか、そのテンションのまま店から一番近い古本屋へ。古本の棚、背表紙のタイトルをチェックしていくと、段々あたまが正常化していくから不思議。。。
 実はそこの店は私好みの旅ものや雑学ものが充実しているので、いつだって気になる店なのではあるが、50円100円でなく、単行本は定価の半額、文庫本は3分の一、みたいな値段(正統といえば正統だけれど)の付け方をしているので、貧乏主婦の身の上、めったに立ち寄らないようにしている店なのだ。
 が、立ち寄ったが最後、見つけずに、買わずにいられないのが古本。
 で、こんなに買ってしまった。

 写真本 雲南の豚と人々 伊藤真理
 以下文庫 チベットで食べる・買う 長田幸康
        小心者の海外一人旅 越智幸生
        インド酔夢行 田村隆一
        ひとり暮らしのロンドン 岩野礼子
        生きているユダ ゾルゲ事件_その戦後への証言 尾崎秀樹
3冊200円の単行本 「中国人」になった私 松木トモ
              香港がらくたノート 大西陽一+後藤桂子
              ずっとアジアを旅していたい 田中維佳
              インドふらふら紀行 また日が暮れる 丹下明彦
              イタリア・トスカーナの優雅な食卓 宮本美智子 永沢まこと
              ラプソディー・イン・アメリカ 江國滋
 
 〆て2千円と50円。今日のバイト代の何分の一のことやら??がしかし、角田光代もエッセイで語っているように、安くて安くない、高くて高くないのが書物。そこは考えないでおこう。。。

 さっそく近場のモスで、雲南の豚さん写真本とチベット本を、帰って久々の一人長風呂で江國氏のアメリカ紀行俳句スケッチ本を読む。特に江國氏のスケッチが、なかなかに本格的で、もちろんお手の物の紀行文も軽いんだけれど軽過ぎない本物のエッセイで、堪能する。また旅した都市もニューオリンズ、ナッシュビル、メンフィス、ニューヨークと音楽がらみで選んであり、それも馴染みやすかった。ただ、出てくる料理が、大きさばかり目立って、味は今イチのものばかり。旅の楽しみの一つが食事である私にとって、いつか彼の地に行くことあるかしらん?
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# by souslecieldetokyo | 2009-03-25 22:21 | 古本