古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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カテゴリ:asia散歩( 20 )

 やっと書けました、上海最終夜。“はしょり”ます。


 七浦後、タクシー飛ばして、父親行きつけの茶城へ。
 茶葉屋数多くあれど、一軒しか無い苦丁茶屋にて苦丁茶の茶葉を一年分購入する父。たまにバラエティ番組で罰ゲームに使われるくらいの苦さ(まあこれは大げさとしても)だから、蓼食う虫もなんとやら、だ。
 他の茶葉より安くて長持ち、あと一枚の葉っぱを丸めただけの代物で棒みたくなっているので、飲んだ後の後始末も楽な感じ、そこはいいところ。
 値切り交渉を待つ間、廊下にて、斜向かいの店から歩いてきた「よちよち坊や」君としばし戯れる。

 
 歩いて、上海大学へ。
 かつて父親が半年弱通っていて、見知った店も見知った人も多いので、あちこち挨拶しながら回った。
 市場の雑貨屋でホーローの痰壺を発見。迷わず買う。
 他の店では2元のスリッパや金魚マグカップを。
 清真の面店で、軽めの昼食。打ちたて、伸ばしたての面に兼ねてから食べたかった羊肉のスープで大満足。ウイグルの一同も優しくて人懐っこくて。

 かつてそこの店の息子に何回か日本語を教えたことのあるという蟹屋に行くと、大歓迎され、帰り際上海蟹(大)を雄雌2匹づつお土産に渡される。
 ホテル泊まりなので、と断ったが、好意を無下にも出来ず、結局今日の夜行く店で、蒸して貰えるなら蒸して貰い、駄目ならH君に進呈しよう、ということになった。

 蒸籠と中華鍋を求めて、教えて貰ったプロ用の用品店集合ビルへ。
 がしかし、人に聞き聞き辿りついたそこには小さめの飲茶用っぽい蒸籠しか存在せず、止む無し、あきらめる。
 「前に台湾で見かけた時買っておけばよかったのに」と母親に諭される。。。
 たしか上海でもどっかで見かけたのだが、思い出せず、付いて無いとはこういうことだ。

 阿美孝行のため、バンドの地下を走っている、観光電車を乗りに行く。たしかうんと高かった。
 暗い地下鉄の線路がピカピカ色々に光るという、ちょっと、オリジナル版の「チョコレート工場の秘密」に出てくる怖い船旅を連想させる乗り物だったので、実は私も前々から興味があったのだった。
 我ら3人は先頭を陣取るが、父親は後方のベンチに座ったため、後からどやどやと乗ってきたスペイン語圏の観光客軍団に邪魔されて、“なんのこっちゃ”で終わってしまった様子、可哀想ね~、by阿美。

 
 乗り終わって地上に出ると、なんと今朝小龍包屋で見かけた日本人家族殿とすれ違う。「また会いましたね~」と苦笑いの挨拶。彼らはテレビ塔に上ったのだろう、手にお土産品を持っていたが、我らは今回は上らないのです、、、で、そのままタクシーを拾ってホテルへ。


 夜にお風呂にありつけないことを見越して、シャワー、片付けなんかをする。
 
 H君とホテルのロビーで落ち合って、歩いて乍浦路へ。
 昨日の店で、蟹のことを尋ねると、一匹10元とかで蒸してくれるとのことで、もちろんお願いすることに。それなのに!!
 メニューのお勧めが分からずまごついていたことと、冷菜を何品、温かいのを幾皿、スープ、魚、肉、それから…などとコース料理風の料理の頼み方、それも私からしてみても大量な品数を隣に付きっきりの女服務員に強要?指導?されていたことなどで、なかなか頼んだビールが運ばれてこない。それに業を煮やした父親がバンッとテーブルを叩いて怒って、「止め止め、この店」と言って出て行ってしまったのだ。
 阿美と母親はトイレに行っていたからいいようなものの、H君と私は唖然某然…。
 なんとか軌道修正を図りたかったものの出て行ってしまった者をどうすることも出来ず、最後には昨日の優しかったお姉さんに泣き真似で「我的バーバ、ウー、アー」などと言って、彼を追いかけ、その店を後にした。なんとなく途中から私も、このシチュエーションはどこがどうとは言えないが、とんでもなく中国的で面白いかも…と思えてきてしまったのも確か。

 
 この通りの他の海鮮店にしようかともちらと思ったが、やはりウサを晴らすべく、気分をガラリと変えて、前々から「おいしかったよ」と聞いて行ってみたかった、イスタンブール・レストランへ、最終夜のヘンテコご一行(&巻き添えを食ってしまった哀れなH君)は方向転換。

 食べたいものが決まっていたので、ビュッフェでなく、単品であれこれ頼む。父親は小瓶のやたら高いビールを、でも注文するたびすぐ運ばれてくるのでパッパかパッパか飲んで、やっと一心地着いたのか、「さっきは嫌な思いをさせてしまって…」などと、反省の弁を口にしたりしていた。
 H君は、元来飄々とした性格であるからして大人で、「でも上海では珍しく美味しい洋風の料理が食べられて、良かったです」と頼もしい、救いのコメント。
 阿美はトルコ人の?くるくる巻き毛のかわゆい年上の女の子とお互いに意識しながら、でも距離を保ちつつ、目の前の舞台で行われためくるめく激しい腰つきのベリーダンスのショーに釘付け。
 私と母親も、パラパラっぽく味付けされた今風の民族音楽の大音量やサッパリと美味しいヨーグルトソースの料理、柔らかく癖のない羊肉の料理なんかに心癒され、心のモヤモヤが吹き飛んでいくようだった。
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 ちなみにいうとベリーダンスのお姉さんは一人目はボインちゃんの若目、二人目は痩せぎすの年増で、この二人が衣装を変えつつ交互に踊っていた。その後読んだ堀田善衛の「スフィンクス」という本に、このベリーダンスについてやショーガールのあれこれが書いてあったが、それはエジプトやアルジェが舞台で、実は彼女らが地下組織の工作員だった。まさかこの二人もそうであるなんては到底思えないが、でもどうして流れ流れて上海のレストランくんだりで踊っているのか、そんな輝きの無い目をして、とちょっとだけ思う。

 
 H君と別れ、阿美もその轟音の中途中から熟睡してしまったので、昨日会った友人に教えて貰ったおしゃれな通り、新楽路(確か)へ最後のあがきショッピングに向かう。
 父親は途中、好きなVCD屋台に寄り道。
 新楽路は確かにお洒落だったけれど、住んでいたら代官山みたくて通うんだろうけれど、上海に中国らしさを求める旅人にはそこまで食指の動くもの、かつ安いものがなくって、チラ見して通り過ぎ、何も買わず、お終いする。

 
 心配していたパッキングも、買い物の量が少ないので(スーパーにすら行っていない!)あっという間に収まり、すぐに就寝。
 隣の部屋の父親は遅くまで一人酒盛りをしていたようだった。

 何はともあれ、無事に?終了し、これにて上海旅行記2008、集結。
 おとついは旧正月で、池袋の中華系スーパーはその買い物客でごった返していました。新年好!
 
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by souslecieldetokyo | 2009-01-26 00:22 | asia散歩

湯包、七浦、苦丁茶。

 実質の最終日。
 
 かねてよりあちこちから「ここの小龍包は旨い」なる情報が流れてきていたので、いつもは豫園の有名店の2階に朝御飯しに行っていた(真ん中の池や橋を眺めながら食べる、大混雑の雰囲気も大好きだったけれど。)のだが、今回は初めての、その店へ。


 黄河路の、小さな店。8時半頃に行ったと思うが、そんなに混んでいない。本当に美味しいか?と思いつつも、3種類の湯包と、海苔のスープ、生姜をオーダー。44元。

 でも、レジのカウンターに書いてあった「現点 現包 現蒸 現吃」の通り、運ばれてくる湯包はどれも熱々でスープだっぷりで、堪能。阿美は海苔が大好きなので、湯を喜んでいた。
 あまりに美味しいので、勢い付いた我ら、お昼ご飯抜きを覚悟で、店のオバチャン一押しの一番高いやつ「純蟹粉湯包」(81元!)を最後にオーダー。こんなに蟹蟹だらけの小龍包は初めて食べたかも!
 しかも豫園3階で食べると6個しか出てこないのに、ここではちゃんと12個出てくる。(初めの蒸籠に入っていたのが6個だったから、やっぱりね、と思ってたのに、蒸かしたての6個がさらに運ばれてきた時は、ちょっと感動した。)
 父親は、さらに鴨血豆腐スープまで追加。阿美、これも喜んでたくさんご相伴する。


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 一つ難点は、店のオヤジが我々を気に入ってくれ、ずっと横に立って、「このタレを付けろ」「もっと付けろ」「生姜のお代わりは大丈夫か」などと、“食べ方指導”が始まってしまったこと。タレが私達の口には甘かったので、出来ればタレを付けずに食べたかったのに、オヤジの嬉しそうな顔を目の前にすると、無下にも出来ず、タレを付けて食べる気弱な日本人してしまった。
 「北京では何の仕事をしているんだ?」といつの間にか北京から来た日本人旅行客と思われてしまっていたのも、なんだか可笑しい。
 
 途中、隣のテーブルにハイソな身なりの子連れ奥様旅行者たち(日本人)が現れ、お互いになんとなく照れ笑いして、会釈を交わす。彼らは5人で2蒸篭とかをささっと食べ、斜向かいの焼小龍包の店へと移って行った。現地に単身赴任しているお父さんが案内していた感じだった。
 阿美が割ったレンゲは、後ろに立っていたオヤジにきっちり1元取られ、新しいものと交換。


 
 次に七浦に行くというと、オヤジオバチャンともに路上に出て、バス停までの行き順と番号を紙に書いてメモして渡してくれ、ちゃんと歩き出したかどうか見送って(チェックして?)くれる。有り難い。そして少し笑っちゃう感じ。次も会いに行こうという気になる。覚えててくれるかな?


 バス停はすぐに見つかって、降車駅の名前が分からなかったけれど、たぶん大丈夫でしょうと言って、その番号のバスに乗り込んだ。
 綺麗で新しいバス。背もたれの後ろの広告は、全部チャゲアスの飛鳥の上海コンサートのもの。地下鉄ホームでは浜崎あゆみの広告も観た。日本人ミュージシャン、根強い人気なのだなあ。


 七浦の交差点に着いて、皆がどっと降りた。もちろん我々も降りる。
 
大っきなビルが何棟も立っていてびっくり。かつての露店がひしめき合う、市場風情の七浦はどこへやら。ひとまず、昨年両親が行ったであろう建物へ入ってみることにした。
が、入ったとたん、「時計、カバン、安いよ」の客引き攻撃。
 違う店に入っても、外でも中でも待っていて、エスカレーターまでも付き纏ってきて気味が悪い。ちょこっと流し見て、刺繍のストールですごく欲しいものがあったのに、そいつらのせいで買わずに出てきてしまう。
 
 灰色の窓際族みたいなスーツ着て、「モモ」の時間泥棒みたいに薄気味悪い奴ら!阿美にまでちょっかい出してきて、また彼女も笑い返したりしたもんだから、余計困ってしまった。
逃げるが勝ち、で別の棟へ。

 
 地下の、児童専門フロア。反対にここは商売っ気が無いのか、客引きも居ず、半分くらいの店舗はシャッターを降ろしたまま。グルッと見て最後の店で、冬のパジャマをたしか70→40元に値切って買う。薄い黄緑のチェックで、ちゃんとした品質のもの。
 別のビルで阿美の服、特価品で値切り不可(試着すら駄目で怒られた)で、カーキストライプのジャケットと小花柄ワインレッドフードワンピを各25元で。
 北京オリンピックキャラクターがアップリケされたパジャマもヘンテコ記念に?と心惹かれたが、現物のみと云われ、染みがついていたので止めにする。

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 自分はチャイナ綿入れ深オレンジのジャンパーを180元でと、膝上靴下とタイツを2つで15元、以上。
 母親は15、38元の刺繍セーターと、20元のカットソー3枚(土産用とか)。

 出たところの3元ショップで、集めているてんとう虫で、揺ら揺らオモチャがあったので選んでいたら、阿美に数字勉強カードみたいなやつと、物の名前絵本(これだけ1元)をねだられ、仕方なし買う。

 あいつらさえ居なければ、もっと物色出来たのに!本当に恨めしい。

 

 タクシーで父親の苦丁茶を買うため、上海大学近くの茶城へ。
 お茶屋は数多くあれど、苦丁茶専門の店はこの一軒のみなのか、いつも買うというその店を探し、父親はあれこれと筆談のやり取りをしながら、1年分の茶葉を購入していた。

 日本のバラエティ番組で罰ゲームに登場する代物だから知っている人もいるだろうが、飲んだことがある人は少ないだろう。一枚の茶葉をくるくるっと捩って棒にしてあるだけなのだが、それ一本で何煎もお茶が飲め、そして苦い。
 ほろ苦い、とかではなく、渋くて燻ってあるような苦さ。蓼食う虫もなんとやら、で父親は健康に良いとも信じ、日がな一日こればかり飲んでいる。

 私はというと、好きなのは台湾緑茶なので、今回もその茶葉を持ち歩いて、一番初めに北京で買った保温筒にお湯を足し足し、飲んでいた。ここでも、お湯だけ入れて貰う。

 待っている間、向かいのお茶屋の尻割れパンツ1歳坊や君が、子守(たぶん母親の兄弟)のオバサンに付き添われて、阿美と遊びにやってきた。両手を支えられてのヨチヨチ歩きではるばるやって来たのに、何故か阿美は知らん振り。
 どうしたことか??”子の心親知らズ”でした。
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by souslecieldetokyo | 2008-11-18 00:20 | asia散歩

上海半日、西ひがし

 そんなつもりはさらさら無かったのに、相当長くなってしまった。時間のある人だけどうぞ…。

 今回最初で最後の(!)地下鉄で、陜西南路駅へ。

 バス南駅から1号線まで、地下道を延々歩く。小銭が無くて自販機で切符が買えなくて、父が窓口を探しあて、やっと購入。
 行きはスムーズに“カッタン”と鉄の棒を一人分グルッとまわして入場するやつが出来たのだが、帰り、途中寝てしまった阿美を乗せたままそれをしたら、変な風に棒がベビーカーに突き刺さってしまい、抜けない、出られない。
 全身に変な汗をかきつつ、とりあえず私は出ていたので外側から阿美を抱き上げ、確保。残った母親が格闘するも、ベビーカーの2本の鉄棒の間に、カッタンの鉄棒ががっしり挟まって、どうやっても取れない。
 父親は係員を探しにうろうろ、でもお昼時だったからか(?)居なくて、空振りで帰ってくる。
と、見かねて親切なオバチャンが、「あなたやってあげなさいよ」、とオジチャンに言ってくれて、やってきたオジチャンが何回かグイッとベビーカーを捻じると、ズルッと何とかかんとか、上に持ち上げることが出来た。
 感謝感激で、でも何て言ったらよいか分からず、ただ「謝謝」を連発するばかり。オジチャン居てくれて、ホント助かりました、有難う!

 普通ベビーカーで寝てるのを抱きかかえると、目を開けてしまうのだが、この時はよほど疲れていたのか、ずっとぐったり全身で寝ていて、また、ベビーカーに戻しても、起きることはなかった。
 調べておいた、思南路の面屋さんに行くも、閉店中。
 隣の洋服屋から出てきたおじさんに聞くと、「ホニャララモニャラ」と云われる。紙に書いてもらえばよかったと、今さらながら後悔。辞めちゃったか、場所を移したか?

 仕方なし、通りすがりの有名店・浪亭へ。
 注文を頼み終わったら阿美、お昼ご飯だと知ってか知らずか、ムクッと起きる。
 
 雪菜肉糸面、季節限定の蝦蟹面、炒年糕、父親は青島啤酒、皆頼んでいておいしそうだったので、肉圓を追加で2個、〆て87元。なんてったって、蝦蟹面が高いのだ。38元。蟹の中身で全体的に黄色くテラテラしてて、さらに小ちゃいけれど、たくさんの蝦(ホントは虫に下と書く。この方が雰囲気デマスネ)なのだ。
 雪菜面は塩スープ、蝦蟹面は醤油スープでした。上海風(蘇州風)なので、別皿で出てきて、自分で混ぜて食べるスタイル。なのでスープに関係なく、雪菜肉で半分、蝦蟹で半分、と食べた。
 
 阿美の取り皿を貰いにいったら、父親が「俺もそれが欲しい」と駄々をコネ、再度取りに行くと、「何回もうろちょろしてないで、一度に取りにきてよ」と云われる。ごもっとも。。。
 
 肉圓はちょっとしょっぱかったけれど、辣をつけて食べるとビールのあてに良いようで、父親の気に入った様子。
 これを食べるといつも老師のことを思い出す、年糕もわりとさっぱりとしてて美味しかった。

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 初日夜もこの辺りに来ていたのだが、遅かったので歩く時間が無かった。
 前に和平飯店に入っていたチャイナテイストの洋服屋の路面店があると住所を控えていたので、行ってみる。が、何人もの人に番地を聞き、丹念に探すも、どうもその番地がどこなのか、はっきりしない。路地の名前が間違っていたのかな?などと言いつつ、諦めると、後日日本で調べたらさらに移転して、なんと時代広場に入っているんだとか。。。香港maymaykingの悲劇再び、でありました。
 「探そうと思うとなかなか見つからない、なんでもそう」、は母親の言。ほんにその通りで。

 比較的大きい書店があったので、欲しいDVDを探すもなく、素通りしようとしたのに阿美にせがまれ、6.8元のスポンジボブ(海綿宝宝)の絵本を買わされる、トホホ。でも後から考えるとピンインが振ってあるので、自分の勉強用にちょうど良かったかも?
 入り口横に、オバマ氏が表紙の本と、チャンイーモウが表紙の本が並べて飾ってあって、思わず写真を撮ってしまった。

 銀座2時間待ちで2回振られたH&Mに心惹かれつつも、まいっか、とそれも止め、タクシーで豫園へ。


 阿美の切り絵を作ってもらう。何を隠そう、自分のが一つ、旦那と自分のが一つ、家に飾ってあるのだ。阿美のこそ作ってやらないと可哀想というもの。
 4年前、5年前、と同じ切り絵職人のオジサン。前はたしか16元くらいだったけれど、今回は額付きで30元。私達の前に切ってもらっていた地方からの家族は、2つで100元くらいの、立派なやつを作ってもらっていた。
 阿美が切ってもらっているところの写真を撮りたかったけれど、膝の上に乗せ、さらにすぐオジサンの方をみてしまうので、たえず“横向き強制”をしなくてはならなくって、もちろんのこと写真は撮れなかった。

 母親がアイスをご所望したので、高い高いハーゲンダッツへ。いつもはマックの安いソフトクリーム食べるのに、どうしたことか?
 父親を外に残し、女3人でゆっくり食べる。店内はリッチな中国人が少しと、欧米人がたくさん。やっぱりこってりアイスが恋しくなるのだろう。
 ダブルで53元!母親に奢ってもらった。

 せっかくなので、阿美の記念オモチャに、お腹を押すと「キッキキー、I LOVE YOU!」と叫ぶパンダ(70→30元)、オレンジの唐獅子の操り人形(150→70元)で買う。安いか高いか?適正価格が分からないので、謎。。。
 でも唐獅子のは、漳州の芸術館の袋に入っていたから、もしかしたら、それなりの品物なのかも?という気も。


 福州路新華書店で、DVD探し第2弾。
 探すにしろ、見るにしろ、まず阿美のものを選んでからでないと五月蝿いので、子供のコーナーで、キューリアスジョージ(好奇猴・治)のDVDを選ばせる。
 一応店員に聞いてみたが、やっぱり無くて、諦める。が、代わりに「一時代的撮影1931-1945」なる記録ものと、前回買った「追記」(やはり記録もので、老上海についてのドキュメント)の続集が出ていたので買う。
 本は、好きな麗江なんかが映っている、何故か英語解説の「三江併流」という写真集のみ。これとて、一階出口付近に置いてあったからたまたま目に止まって購入したが、阿美連れだと、ゆっくり物色することすはまず不可能。
 本屋を、時間をかけて見ることが出来ないなんて、本当にため息だ。


 ホテルへ。
 1日目も2日目も入れなかったので、また今夜も8時からの約束で夜入れないのは予測がついていたので、夕方早々にお風呂する。
 久しぶりの温ったかいお湯と、愛用のシャボン玉石鹸で、阿美とふたりさっぱり出来た。
 水に泥の匂いがする、いきおいのいい上海の水は、今も揚子江の水なのだろうか?
 浴槽にお湯を張るとき、私はいつも、林京子「上海」の、揚子江の水に深く繋がっていく感情に思いを馳せてしまうのだった。


 両親も風呂に入り、つかの間、リラックスタイム。
 阿美と母親は、ベッドに並んでペネロペのゲーム(DS)をしたりしていた。

 そのうちに私が眠たくなってきたので、そうなる前に出掛けてしまわないと、と言って時間つぶしの散策へ出かけることに。
 ホテルのある呉淞路は、てっきり、
 金子光晴「どくろ杯」に出てくる鼻のぽん助の住んでいる『女の肉の切り売りの袋小路』(遊女の成れの果て、病気持ち、阿片中毒などの売春婦のいる路地の意。またそれに『男たちの欲望の意地汚さ』が群がっていたというから恐ろしい)ら辺だと思い込んでいたが、
 読み返すと、それは楊樹浦辺りのクリークのことであった。H君に違う説明をしてしまった。。。今度あったら訂正しなくては。


 ともかく、さっきカーナビ付きの(そんなもんに頼るから!)運ちゃんのタクシーで、グルッと遠回りされた上まるっきり迷子になって、運ちゃん泣きそうにパニック起こしつつホテルに辿りついた時目にした下町路地へ行ってみることにした。
 10年前はどこででも目にした風景が、今は探さないと無いのが、今の上海の現状なのか。
 八百屋にて、ちいさい蜜柑を一袋買う。
 前は皮を剥いた途端、はじけるように果汁の酸っぱさが周囲に飛んで、何メートル先からでもその匂いを嗅ぐことが出来るくらいジューシーだったのに、今はそれが無い。味もどことなくぼやけている。たまたまハズレくじ引いてしまっただけなのか、はてさてどうだろう。

 明日行きたいと父親が調べてあったお店まで歩く。作浦路。
 初めて通ったが、マッサージ屋と海鮮酒店の多い、賑やかな路地だった。
 1階にたくさんの生け簀、それに大きな液晶パネルに宴会のお知らせ(王先生、50歳誕生日おめでとう!みたいな)が映し出されて、私は2階の様子は見ていないので分からないが、繁盛店のようだった。
 念のため、予約した方がいいかどうか尋ねるも、5人なら大丈夫と言われ(親切で美人のお姉さん)、そそくさとタクシーで立ち去る。


 ちょっと8時には早かったが、約束の店へ。
 今晩は、香港人の親友S(今上海で仕事をしている、ライター)と、その彼氏売れっ子スタイリストK殿と、日本と香港で遊んだカメラマンのLと、つい先日家に食事に来たばかりのE嬢、Sの先輩ライターと、上海ディナーをすることになっているのだ。

 たぶん、気をきかせてくれて、上海料理で、点石・なるこじゃれたお店。聞けば良くくるとのことで、他の店は脂っこいが、ここのはそうでもないので好きなのだとか。
 先週も、日本での3羽ガラスの一人、ほーりーとここで食事したとのこと!まさかほーりーが上海に来たとは知らなかったので、「ヘヒャー」とすっとんきょうな声を上げ、驚いてしまった。
 香港での空港の仕事を上司に叱られたとかで一週間で辞め、今度は上海で仕事を見つけたいと言っているのだとか。昨年の失恋についても、今もずっと元彼の愚痴を言っているそう。ほぃーりいー、、、。

 中2階の個室に案内されたものの、案の定一番乗りで、阿美は待っている間、さっきじいじと行った雑貨屋で買ってもらったスタンプ(6元、何故か韓国語が書いてある。)でばあとペッタン遊び。
 ほどなくEを除く3人が登場。
 Lの髪型(あごひげ・モヒカン)、さらには左腕のタトゥーに驚かされる。キャップに半ズボン、彼女が出来ないのが悩みのかわいい奴だったのに。。。
 Kはいつも通りの無口、無愛想という彼のスタイル。
 Sは阿美のことが大好きなので、「可愛い可愛い」を連発。七五三のポストカードを上げると、3人でくっ付き合って眺めていた。

 メニューを仕切るのはK氏。
 「上海蟹食べた?」と聞かれ、「初日に父だけ、でも明日も食べる予定だから」というと、「じゃあいっか」ということに。
 全部書くと大変なので省略するが、前菜から始まり、酔蟹、鳩、田鰻、毛蟹、紅焼肉、烤夫、炒面、湯、デザート、等々食べきれないほど頼んでくれた。
 もちろん皆好きなのでビール、紅焼肉あたりでEが「ご飯!」と言って、Lと、阿美ととる。
 Sの言うとおりちゃんとした味付けなのにあっさりと食べられ、皆であらかた食べ終えた。
 日本人の客も多いのだろう、廊下を歩くと、1階個室その他から、日本語の会話が聞こえた。

 阿美は9時半頃に眠くなり、自分からベビーカーに行き、コトッと眠った。
 それでもちゃんと眠る前、皆にお土産を手渡ししたから、偉い。Eにはこないだ気に入っていた甘納豆、Lにはお煎餅、Kにお酒、ビューティー関連の雑誌をしているSには神楽坂の「まかないコスメ」を。
 お返しに、Eから、オランダでディックブルーナーに取材した時買ったという、ミッフィーの缶入り干し葡萄を貰う。気に入って、次の日も、帰りの飛行機の中ででも、こればかり食べていた。


 10時も回ったので、お礼を言って、ホテルへ。
 Sは締め切り前だというのに、3人はどこかで飲みなおすのか、その相談を広東語でしていた様子だった。
 本当は、一人だったら、Sの家に泊まって、1週間でも2週間でも滞在出来たのに、と思うと残念。夜だって、ハシゴは当たり前、家に帰ってからもさらに飲んだり食べたり喋ったり。香港ではそれが出来たから、あの頃がひどく懐かしい。
 それでも、他の都市で知り合った人たちと、上海で集まることが出来たのは、やっぱり面白い経験だった。それだけこの都市の吸引力が今あるということだろう。


 タクシーでも、降りてからでも、起きずに眠る阿美。
 寝たまま着替えさせ、おむつを穿かせ、歯磨きだけ明日の朝にした。


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by souslecieldetokyo | 2008-11-17 02:00 | asia散歩
 
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 西塘の朝。
 期待していた以上の霧、朝もやで、街も川も全部白く、灰色だった。
 初日のガイド氏が言っていた、「西塘は小雨の時、最高です」の言葉を思い出す。

 川面から立ち昇るもやだけでなく、路上で火をおこされている練炭の煙も相まって、至るところ、白い朝。この風情を見ることが出来ただけでも、一晩泊まった価値があった。
 写真をあまり撮らなかったのが残念。


 チェックアウト(といっても鍵を返すだけ)をしようと宿の人を探すも誰も居ない。じいじが2階へ行き、今起きたばかりの人(どういう関係筋の人か?)を連れて戻って来た。探している最中、1階にも3部屋あることを発見。家族の食堂の真横と奥にあった。面白い。
 外に出ると、さっぱりとした朝の顔で若女将が歩いていて、「帰るのか?」と笑顔で挨拶してくれた。バスの番号を何回も言って教えてくれる。
 男は朝寝坊、女は早起き、中国人の女性はとにかく良く働く印象が強い。


 本当は飲まず食わずで嘉義まで出るつもりだったのだが、皆がビニール袋になにか入れて持って歩いているのが美味しそうだったので、ちょっと歩くと、店を発見、
 “腹ぺらす”の阿美にかこつけて、西塘の朝食タイム。

 江南特色小吃宴球王1蒸籠(5個)、冰糖南瓜羮、茶叶蛋(4個)、火腿菱実竹筒糯米1筒、で〆て36元。宴球王は、豆腐のすり身の団子に点心のイカ団子みたいなヒレヒレが付いている代物で、阿美が喜んで2つ食べる。お店の人お勧めのカボチャのスープは、塩味も何もなかったのに、素朴な素材の甘みが妙に舌に残っている。蛋はバスの中で食べるおやつに。竹筒もち米は、ほんのりしょうゆ味、竹の風味が良く移ってて、朝御飯にもち米を食べるのが好きなので、口に合った。



 路地を抜けたところで、輪タクを拾う。
 最初一台が、後からもう一台が止まって、5元と吹っかけられるも、適正価格の3元でバス停へ。父親の乗った先発輪タクはすいすい進んだが、母、我、阿美と三人乗った後発はさすが重たいのか、のろのろ進む。途中阿美の水筒を落とし、拾ってもらう。中のお茶は全部流れ、閉め具合もおかしくなった。香港ではタクシーの中に置き忘れ、西塘では落として駄目にする。どうも阿美の水筒は海外旅行運がお悪いようで。。。
 着いてから輪タクの運ちゃんに入場券をせびられるも、「必要だから、」と断る。そんなの無くても、横から勝手に入る道知ってるくせに、謎。


 昨日降りたバス停とは多少違う位置の場所。
 表示も何もない、ただの曲がり角で、嘉義往きの直通通勤ミニバス、といった感じのバスが、次々にお客を輸送しているのだった。3元。
 相変わらずの朝もやの中をびゅんびゅん飛ばして、すぐに到着。


 昨日チェックしたチケット売り場に行くと、長蛇の列、それもノロノロ。昨日買っておけば良かった!とミスを痛恨しつつ、他に成すすべは無し、並ぶ。
 と、列が崩れ、わらわらっと人が横入りで窓口に殺到する瞬間があって、「何か!?」と駆けつけるも、「上海行きは今日はもう無い」とか「後で通知するから」とか3人くらいに聞いたがちょっと良く分からない。
 父親と交代して、母と阿美が待っている待合ホールへ行くと、そこでも退票窓口で人が群がってチケットを買っている。覗きに行くと、「これは杭州、あんたは上海じゃん」みたく、さっきも邪険にあつかわれた女制服人にギロッと睨まれる。

 列もなかなか動かないし、これはもうタクシーか?と半分諦め、父親がタクシーの運ちゃんに料金を聞きに行く。
 けれど父が行った後、前の人2,3人がいともスムーズに切符を購入し、抜けて、自分の番が来たので、「上海駅。南、北、どっちでも良い」と紙に書いて出すと、両方の時間を書いて戻してくれ、買えることが分かり、早い方の10時25分の切符を買うことが出来た。一人30元。なんだあ、チケット、あるんじゃん。

 チケットを握り締め、父親の元に走ると、「おう、なんだ買えたのか」とびっくりされる。タクシーの運ちゃんは会社に交渉までしてくれ、400元から300元に値下げしてくれていた。父親が丁重に詫びを言った。


 1時間半ほど時間が空いたので、銀行へ行くことにした。
 雑貨屋のオヤジに道を聞いて、初めの銀行に着くも、両替はやっていないとのことで、別の銀行へ。両替、私のカードでのキャッシング、トイレ、お茶まで飲んで、ゆっくりする。
 そんなこんなで1時間はあっという間に過ぎて、バスターミナルへ戻る。

 奥の9番のベンチ。阿美は売店で8元の玩具(クルマに乗った犬が携帯を手にしていて、紐を引っ張ると車と手がせわしく動く物)と、某クマさんのペラペラ絵本(2元くらい)を買ってもらって、ご満悦。
 隣のベンチの杭州行きのオバチャンに、母親と私と阿美とそっくりで「ぴゃおりィゃん」、と褒められる。
 待っている間、もし、一人だったら、ここで杭州行きの切符を買って、杭州を旅することも出来るんだ、と思ったら、そういう自由な旅が急にしたくてたまらなくなった。

 
 上海→嘉義の軟座(鉄道、24元)より高いくせに、バスは普通の中型バスで、台湾の豪華だし空いてるしの快適バスが、恋しくなる。
 口癖の「お腹が空いた・なんか食べたい」が始まったので、さっき買った茶茹で卵を一つづつ食べた。
 途中何回も「トイレ」と言われたが、「もうちょっと、もうちょっと」と騙し騙しして、なんとかお漏らしなしで辿りつくことが出来た。良かった!

 
 オレンジな南站に到着、阿美の心配していた“バスのお腹にしまったベビーカー”も無事ご帰還、たしか3角の、綺麗なバケツ水流し川トイレ(川のような溝があってそこで用を足し定期的にオバチャンがバケツで水を流しに来るやつ)、もしたし、気分を変えてお昼ご飯を食べに地下鉄で、さあ出発!!


 一時は大枚はたいて、の覚悟までした上海帰り道中談、ひとまずお終い、次回、上海半日・右左(みぎひだり)、へ続く!


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by souslecieldetokyo | 2008-11-15 00:55 | asia散歩
 本当はもっと物色したり、買いたいものも多々あったのだけれど、お金を下ろしていなかったので、泣く泣く通り過ぎるのみ。
 
 買ったもの。
 オリンピックのキャラクターの木のオモチャ(紐を引っ張ると手足がカチャカチャ動くやつ)をワンセット。15元。
 瓜子酥なるおこしのようなお菓子をお土産に4つ、20元。
 名物のお菓子、八珍糕は香料がきつくて好みじゃなかったので買わずに試食のみ。
 じいじは茹でた菱の実を晩酌のつまみに購入していた。

 食べたもの。
 豆腐花、デザート代わりに、甘くして。3元。
 臭豆腐、3元、台湾に引き続き、阿美もパクついてた。



 せっかく高い券を買ったのだからと瓦、酒の博物館に入るも、特にどうということも無し、こちらに知識のないせいだろうか、説明書きもないので、流し看て終わり。西圓という大邸宅のみ、2階に上がると、渡り廊下の下を細い路地が通っていて、そこを歩く人々を眺めることが出来たのが面白かった。

 
阿美が寝たので、宿近くの橋のたもとの東屋で、一人ぼんやりする。両親は宿で休憩。

 
 編み目がものすごく細かくて上手。銀色の金棒の長い編み針。モヘアの黄色の毛糸も、その編み針もとてもとても使いやすそうだ。その、編み物をしている御かみさん、なにやら話しかけてくるも、片言なため、会話が繋がらない。でも、母親が帰ってきたときストール代わりにしていた毛布を、いくらで買ったのか?とすごいいきおいで聞いてきたので、こちらにいたく興味深々なのは伝わった。

 
 阿美が起きたので、又宿に帰り、ごろごろする。天蓋、萱付きのベットが面白いらしく、何度も「こんにちわー、入っていいですか~?」を繰り返す阿美。昼寝もしたから、本当に元気。

 
 すこーし夕暮れになってきて、提灯も点りだしたので、夕飯へ。
 宿の若女将お勧めの、船の酒店へ。2船あるうち、感が働いた方、後ろに泊まっているほうへ。
 醤鴨、青菜、炒飯、菜花魚蒸蛋(小さい川魚入りの茶碗蒸し)、特色農家菜 斎菜包圓(野菜餡、湯葉包み)、龍蹄(うんと大きい固まりの骨付き角煮みたいなやつ)、雪花啤酒、椰奶汁等、〆て208元。
 
 青菜、炒飯が中華街行きつけの店風の味だったので、阿美、茶碗に2杯ほど食べる。
 菜花魚はほんのり泥臭く、小骨も多かったが、いかにも江南の風な感じがして、ペッペッと食べ散らかし、旅の風味を味わった。
 斎菜包圓はうんとあっさり味で、もともと湯葉はあまり好きでないので、2,3個食べたのみ。じいじにはわりと受けてた。
 龍蹄は、名物中の名物で、期待していただけに、ちょっとがっかり。脂身が多く、肉もそれほど柔らかくなく、食べづらい。さっきつまんだ十三香札肉がでっかくなって出てくればよかったのに。。。しかも蒸すのに時間がかかったらしく、最後の最後に出てきたので、お腹も膨れていたから、余計ムムムだった。
 
 とはいうものの、地元の男衆の宴会風景(本当にタバコを皆に配ってから吸ったり、ピッチャーの老酒をカパカパ飲んではお代わりして、全員首まで真っ赤。)を眺めたり、酒店船猫と遊んだり、旅情、食欲、共に満足する。

 
 すっかり日も落ちて、提灯が揺らめく川沿いを歩く。
 目に付いて初めての灯籠屋で、ピンクの灯籠(1元)を買い、川に流す。
 阿美の健康を願った。

 
 麦芽糖が美味しそうだったので、一串買って舐める。たしか2元。
 喉によいと書いてあったけれど、本当にそんな感じで、瓶につめて持って帰りたいくらいだった。

 
 約束の、“真っ暗っくーのお船”に乗りに、船着場へ。
 夜遊船票、一人20元。
 乗り合いで10人までだったが、体重が左右違ったらしく、初めすごい揺れる。阿美も恐かったろうが、私も恐かった。。。

 漕ぎ出すと揺れも収まり、「上下影揺波底月」の通り、ずっと見たかった夜の水郷古鎮の顔を船から眺めることが出来、ご満悦。

 さっき食べた船の酒店を過ぎたところで、3人くらいの若者が、「ここで降ろしてくれ、宿の近くだから」とか言って、本当に降りてしまった。やり取りを聞いていたが、船頭さんの方言がきつくて、何度も、「分からない」「何だって?」と若者が聞き返していたのが、そういうこともあるのか~、と思って興味を引いた。

 我々はもちろん船着場まで戻って、解散。
 写真をたくさん撮ったつもりが、揺れる夜の風景じゃあブレブレなのは当たり前、で出来が今イチ。いつの日か、リベンジ、果たしたいもの!


 船着場付近のお祭り屋台風レストランも、賑わっていて、心惹かれた。

 
 宿のオヤジにお湯を貰って部屋へ。じいはビールの栓抜き、コップ等借りていた。
 宿は壁が薄く、隣のじいじのテレビの音がうるさくて、なかなか寝付けず困った。けれど朝方阿美が、母親の名前を読んで泣いたときは、その声をとっさに聞きつけて、“トントン”しに来てくれたので助かった。壁が薄いのも一長一短??
 また、夜は非常灯も何もないので、トイレにいく時や、物を探す時、列車内で買った手圧手電筒!が大いに役に立つ。

 
 そんなこんなで更ける江南の夜。2日目終了、なのでした。
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by souslecieldetokyo | 2008-11-13 00:42 | asia散歩

西塘行き。

 今日は西塘に行く日。
 体育館から日帰りの往復バスが出ているのは知っていたのだが、今回は一泊するため、また阿美が電車(トレイントレインが)大好きなため、嘉義経由で行く。


 早く起き、身支度、じいとばあと阿美はホテルの2Fの朝食へ、私のみ、一晩部屋を空けるので、ある程度の片付けをして、遅れて合流。

 ホテルの朝食は、まずまずの品揃えのビュッフェだったけれど、食指が動くものがあまり無く、時間も無かったので、菜包とゆで卵とアンドーナツみたいなのを列車の中で食べようとビニール袋(中国旅行の必需品!)につめる。


 ドアマンに「蘇州へ行くのか?」と聞かれて「西塘」と言うと、「ナンバーワン!」と太鼓判押される。
 タクシーで駅へ。
 母、耐え切れず?アンドーナツを車中で食べ、「見かけよりおいし~い」とのたもう。

 月曜の朝一だしさくさくっと到着するかなと思っていたが、途中少し渋滞。読みが甘かったようで。。。駅の前の地下のロータリーで降ろされて、ウロウロしながら、急いで構内へ。それなのに変な場所から入ってしまい、待合室に入れず案内表示が見ることが出来なくて、仕方なし、また走って戻り、服務員姉さんにプラットフォームの番号を聞きに戻るはめに。
一人でも欠けると騒ぐ心配性の(たぶん迷子になると困るから)阿美のため、今回は全て団体行動。4人でバタバタと走り回る姿は、きっと傍目で見てたらおかしかったんじゃないかな?

 ながーいプラットフォームを走るように歩いて、自分達の乗る2号車へ。すれすれセーフ。始めは空いていた車内も、次の駅ではほぼ満席になった。


 走り出すや否や、お湯を注ぎに通路を歩くオジサン達。お決まりのカップラーメンの風景に心動かされるも、ここはじっと我慢して、ホテルで打包した朝ご飯する。
 阿美はおやつに、日本より持参のキティちゃんのラムネを食べていたら、前の座席のお爺ちゃんがヒョコッと隙間から顔を出して挨拶するので、公園の時の感覚で、それをお裾分け。お爺ちゃんは普通に食べて、茹でて干した青豆をお返しにくれたが、お婆ちゃんは「こんな得体の知れないもの」、みたいに言って食べず、お爺ちゃんに渡していた。私だって、知らない人から貰った白い錠剤みたいなお菓子、そうそうは食べないだろうな、と思って、違うお菓子にすればよかった、と後悔。。。

 ワゴンの飲み物販売とは別に、オモチャ売りも2回来た。そのうちの最初の方、電池の要らない懐中電灯(スペーシーな列車写真箱に入って携帯サイズのイカスやつ、手圧手電筒)を記念のオモチャに10元で購入。これが後々大活躍で、思わぬ良い買い物となった。


 嘉義で降りて、バスに乗り換える。バスの集合ターミナルまでは少し歩く。地図も何も無かったので、街中に立っていた案内表示があって助かった。
 次の日の帰りのバスの切符を買おうと売り場へ行くもガラガラで、本数も北駅南駅ともに30分に一本と多かったので、明日また買えばいいと、素通りしてしまったのが、これまた今思えば大きなミスだった。
 西塘へは途中停車もする小さなバスで、切符も車内で購入。一人3元。30分程度で到着したは良いが、古鎮の入り口からは少し遠いところだった。人力車代をケチって、てくてく歩く。
 入場券だけ、ってのは無いらしく?100元の11箇所の博物館のパスの付いた高い切符を買う。


 入り口抜けてからも、中心部までの長いこと!「深さ3メートル、子供の落下に注意」の看板をものともせず跳ぶ様に歩き、池沿いを駆け抜ける阿美の後を追いかけて歩くから、神経も立ってくるし。
 二人くらいの人に道を聞いて、やっと土産物屋の立ち並ぶ古鎮の繁華街ならぬ繁華路へ出る。

 泊まろうと目を付けてあったのは、700年前だかの清代に建てられた民家、“尊聞堂”の2階。あるという石皮路(西塘で一番狭い路地、石の回廊)を探しうろつく。
 最初10元の入場料を取られそうになったが、「空き部屋ありますか?」と聞くと、すぎに2階に案内され、3部屋見せてくれる。それぞれにベッド、調度品が違ったが、隣り合う2部屋をチョイス、合わせて200元。ちなみにシャワーも付いていたが、使おうと思う気にはなれなかった。が、一人50元だから文句も出ない。


 散策開始!
 目に付いた店で手始めに名物のお肉“十三香札肉”一個5元なりを購入。八角他、香料のたくさん入った醤油味の、よく浸み込んだ肉がおいしくて、阿美にほとんどひとつ食べられる。

 いたるところで見かけたのが、ヒラヒラと翻る色とりどりのシーツに洗濯物。昨日が日曜日だったので、泊まり客が多かったのだろうか、あっちでもこっちでも、シーツや布団カバーが干されていて、洗濯物が干してある風景は大好きなので、嬉しくなりたくさん写真を撮る。


 反対岸から見て良さげだった食堂に入り、川面を見ながら昼食タイム。かぼちゃ塩天ぷら、名物の菱の実の塩茹で(毛豆菱角)、面も飯もなく、仕方なし?店の人が勧めるし皆が頼んでもいた饂飩老鴨保(+火)、母親が漬物っぽいものが食べたいというので生姜の醤油漬け、それに西塘ビール×2本、お茶。
 持っていたペットボトルの水を、テーブルの端に置いておいたら、ふとした弾みで窓の外へ落ちてしまい、チャポン。父親と阿美が売店に買いに行くも見当たらず、背に腹はかえられぬ、と水を一本(5元!)頼む。
 かぼちゃの天ぷらの塩胡椒加減がおいしくて、皆でペロリ。阿美の非常食に、またもビニール袋に少々を入れ持ち帰る。鴨好きなので、饂飩のスープを気に入る。饂飩はごくごく普通の味でした。これでオジヤしたら、最高なんだけどな。。。


 二日目午前でした!
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by souslecieldetokyo | 2008-11-10 23:41 | asia散歩

湖南料理の夜

 公園仲間が皆、お受験シーズン真っ只中というのに、七五三のお祝いで上海に行って来るなんて口が裂けても言えなくて、ましてお土産を配って渡すのも今このご時勢(農薬メラミン問題等)はばかられたので、あんまり人には言わないで、ひっそりと旅行に行ってきました、上海。

 いくら仕事が忙しいとはいえ、男(旦那)一人を日本に置いておくのは、何が起こるか分からないとの父親の心配から、今回はたったの4泊5日、しかも父親の選択による格安ツアーのせいで、夕方着の早朝発、なる実質丸3日の短い旅。
 でもお祝いで“おんぶに抱っこ”で連れていってもらっている身、文句も言わずにその日程で了承したが、終わってみれば、何にも買えず何にも見れず、やっぱりあと2日は滞在したいことろだった、と少し恨んでみたりして。

 
 
 当日は羽田11時半集合だったので、ゆっくり支度し、途中品川でブラリとしても、1時間強で到着。羽田は、やはり楽チン。
 思いのほかチェックインカウンターが並んでいて、それは成田と同じだった。

 阿美(チビ、2歳半)は飛行機大好きだから、搭乗口で飛行機が見えただけでテンション上がり、早く乗りたいと駄々をこねる。普段は買わない幼児向け雑誌でご機嫌取り、アンド、持参のお握りで腹ごしらえ。

 
 タクシーのシートベルトは好きなくせに、飛行機のシートベルトは嫌いなのか、単にじっとしているのが嫌なのか、とにかく離陸時ちゃんと座っていることが出来ず、きつく叱って泣かせてしまう。
 飲み物の配膳が始まると、ジュースが飲めるのが嬉しくて、機嫌も復活。
 機内食はいつもの通り、ほとんど手付かず、日本ソバだけ、少し食べる。

 飛行機、予定より早い時間に、スムーズに着陸、ツアーなためガイドさんの車でホテルまで移動(でも他にピックアップの日本人客は無し)、市内付近で渋滞にはまり、それでも四時半頃にはホテルに到着。
 虹橋からの移動は初めてだったのだけれど、ずいぶん郊外の辺りから香港並みの高層ビル、大型ショッピングモールが目に付いて、市街地の都市化も拡大してるんだ~、と思う。



 ホテルは最安ランクの銀波大飯店。台湾と違いラブホで無いだけが救いの、下の上クラスかな~?でも日本の旅行社の、我々同様のフリープランツアーでここを選ぶ人が無きにしもあらずな感じで、OL二人連れや老夫婦の姿をちらほら見かけた。
 ちなみに折江省の代表団も万博の際こちらに泊まるらしく、ピンクの紙に書かれた「熱烈歓迎」のお知らせがフロント横に置かれていた。

 5時半、復旦大学に留学中の友人彼氏殿とロビーで待ち合わせ、H君、バスの渋滞に巻き込まれたとのことで、15分遅れの登場。着ていた白のチャイナテイストのジャケットは、かつて我々も行ったことのある布市場で、オーダーメイドしたとのこと。「住んでいるので、何回もやり直し注文が出来んです。」とH君。

 
 タクシーで今夜の夕食処、行きつけの湖南料理店へ。最初奥の個室の方へ案内されるが、ざわざわとした広い部屋のほうが返って落ち着くので、混み込みの店内の4人席テーブルへ、無理やり5人で座ることに。
 父親は一人、上海駅へ明日の切符を買いに行っており、このときまだ不在。

 料理を適当に注文し、先に青島ビールでちびちびやってることに。阿美は「じいじに会いに行く」と言って下まで降りていっては、乞食に寄って来られて退散、2階に上がってくる、というのを3、4回繰り返す。その度引き連り廻されてへとへとなのは、我が母M子殿。
 
 湖南料理は辛いのが特徴で、蝦の串焼き、スペアリブ、蟹の干鍋、みんな激辛。それでもお茶で洗いながら、蝦、2,3本は食す阿美、恐るべし。他に阿美用に彼女の大好きなザーサイのスープ、空心菜炒めを頼む。
 小さい素焼きの茶碗で蒸すご飯も有名で、それを4つ頼んであったのに、なかなか来なくて再度言うと、すぐ持ってくる。オーダーが伝わってなかったらしい、あいやー。

 程なくじいじも合流し、ここにくると必ず頼む、シャングリラという野生の葡萄の赤ワインで乾杯の仕切り直し。初めて飲んだとき、干したような葡萄の甘さと野生の渋みが、唐辛子の辛さと相まって、なんておいしいんだろうと感激したが、今回はそれほどでなく、「もう野生の葡萄は取れなくなってしまって、きっと普通の葡萄で作ったんだろう」、とか言い合う。

 
 お腹も相当に膨れてきたが、阿美をおんぶして店内を探索したところによると、皆、黄色くて丸い揚げ物の蜜がけを食べていたので、余ったら持ち帰ればよし、とそれをとることにする。メニューで調べるとそれは“バナナ”でありんした。
 我々付きの服務員君が小分けにして水に漬けて剥がし、食べやすくしてくれる。でもやっぱり蜜でかっちり皿にくっついていて、取りづらかった。。。とは言うものの、甘いもの好きの我ら母子、「バナナの天ぷら飴おいし~い!」「何で今まで頼まなかったんだろう?」と食べる。
 H君お勧めの金銀饅頭も、香港で食べた練乳添え揚げパンな感じだし、なおかつ優しい素朴な甘みだし、としっかり別腹する。

 
 食事途中頃で、“じいとばあ”が去年仲良くなった服務員お姉さんが現れて、再会の挨拶を交わす。5歳の男の子がいるなんて思えないくらい、若々しく、美人で愛想が良い。「今年は上海蟹を食べないの?」と聞かれ、H君もまだ食べていなかったので、雄雌各一匹づつ頼むのは、蟹だけのために半年留学したと言っても過言ではない、家の父。
 最後、彼女と記念写真をパチリ。去年話したときには、「早く出稼ぎを終えて息子のところに帰りたい」と言っていたそうだが、果たして今年も居た。来年は?どうだろう。でももし居たら、この写真の焼き増しを渡すんだ。

 
 地下鉄で帰るというH君と別れ、店の前でタクシーを拾おうとするが、空車、全然止まらず、これが各人がブログでよく書いている「夜遊びの後、タクシーが捕まらず困難する」の図か~、と実感するも、埒があかないので、花園飯店へ向かうも、状況は同じ、結局准海中路まで出て、少し待って、ようやく捕まえる。

 
 阿美タクシーの中で寝付いたのに、ホテルへ戻ると起きてしまい、着替えて寝かしつけるのに苦労する。
 今回は二部屋なので、じいのイビキには悩まされずに、母、我、チビでぐっすり眠る。
 それでも途中肩が寒くて起きてしまい、マスクと、マフラーと、上着と、睡眠導入剤(志ん生落語、i_pod)を取りに行く。

 
 一日目終了ー!
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by souslecieldetokyo | 2008-11-08 23:38 | asia散歩

食べ納め、買い納め。

 悲しき最終日。

 昨日の夜頑張ってある程度荷造りしておいたので、朝はけっこうゆっくり。
 でも一時間押しで出発し、バスで善導寺市場の好きな朝御飯屋へ。

 豆乳、蛋餅、葱餅、油条、の定番朝ご飯。いつもは日本語喋るお祖父ちゃんがいて、優しく注文の時付き添ってくれるのに、降り悪く日本の雑誌?の取材班が来ていて、お祖父ちゃんはその接待をしていて、今回は話せなかった。
 朝のめちゃ混みの時間帯だったので、たどたどしい私の中国語にイラつかれ、珍しく嫌な対応のされ方する。
 老師にここの焼餅をお土産にしたかったのに、結局そんなで諦める。
 阿美はどこ吹く風で、朝御飯にぱくつき、いい子。


 本当はバスで市民大通の裏の大型地元スーパーへ行って最後の買い物をするつもりだったのが、めげて、市場横の小さいスーパーで済ませてしまうことにする。
 階段脇で、阿美のオムツ替え。

 葉炒め用調味料や、浅蜊スープの素、予備の茶梅、しょっぱい干し梅、ヘンテコバイク用の大きい布付きマスク、その他あれこれ、〆て650元。

 バスで重慶南路。
 気になっていた4階建てのなんでも雑貨屋で、ピンクのおじさん顔蝿叩き、ステンレスの弁当箱、布巾購入。
 昨日通りかかった靴屋で、自分と親用に黒のシンプルな布靴を。150元×2。だけど、自分の靴、片方荷コボレしてしまって、日本の自宅についてみたら無く、ショック。。。また買いに行かなくては!!
 
 愛玉屋でラスト愛玉。こないだおばさん食べてたから、紅豆愛玉にしてみたら、甘甘シロップで、撃沈。途中まで食べて、やっぱりお店の人に「檸檬シロップ足して」、って言いにいく。と、「そんなことして美味しいの?」ってつっけんどんに言われるも、「いいから!」って押し切って、檸檬シロップ入れて貰う。こないだの家族連れ、それでも「甘みが足りない」みたいに言っていたのだから、こっちの人の甘甘好き、恐るべし。

 ホテルで、最終荷造り。
 相方と阿美だけ、阿宗麺線、パパイヤ牛乳、魯肉飯、と食べ納めのはしご食べ。
 チェックアウトが12時だったので、ゆっくり出来てなんだかんだと良いホテルだった。
 郵便局行きそびれたので、フロントでエアメイル頼む。20元×3枚。

 タクシーで国光バスの台北東駅。桃園機場が中正国際空港と同じだって、なんと初めて気付いたワタクシ。国内線が松山だって知ってたのに、桃園と中正が一緒だって、なんで知らなかったのか???阿美、もちろんのこと、席なしで、膝の上。
 13時チェックイン。
 相方、職場土産のパイナップルケーキ購入。
 最上階の、台湾小吃でホントにホントの食べ納め。魯肉飯、花枝湯、小龍包、台湾ビール、愛玉屋の隣の素食屋の玄米弁当。。。
 
 ゆっくりしてたら最後バタバタとなって、キティちゃんトイレに行かせてあげられなかった、ごめんよ阿美。エヴァは機体までキティちゃん。サービスの子供用オモチャもキティちゃんでした。

 19時成田、サミットの所為で携帯品申告書の義務付けされてて知らずに税関通ろうとして、呼び止められる。
 エアバスで最寄のホテル、それからタクシー。
 これでタクシーも乗り納め、“残念でしたー、また今度~”、の阿美。

 書き忘れていたけれど、花蓮の朝市でも、ジュース買った店で阿美にバナナ一本貰ったり、お茶屋さんでもお菓子山盛り貰ったり、火鍋屋でもサービスでプリン貰ったり、と、今回の旅、相当阿美、可愛がられ、また得をしている。それもこれも、台湾の人柄の良さの表れ!リピーターが多いのも頷ける所以ですね~。謝謝!

 おしまーい!
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by souslecieldetokyo | 2008-07-17 20:57 | asia散歩

台北西東。

 一人早起きし、地下の食堂でミルク珈琲飲みながら、3枚だけ葉書を書く。新聞の一面には、昨日の雷の写真。今日も降るかしら…。。。思えば基隆でも花蓮でも降らなかったのが奇跡的なだけの話ダモンナ。

 
 9時出発、まずは、昨日の夜ATMで降ろせなかったというお金の件で、相方銀行の窓口へ。相談係、みたいなコーナーがあってそこへ行くと、お姉さんが英語で丁寧に出来なかった訳を教えてくれる。横に居たおばちゃんもわざわざ外まで付いて来て、「分かりましたか?」って聞いてくれる。みんなみんな親切。台湾に居ると、“親切慣れ”してしまいそうで恐い。。。

 ホテル裏のバス停に向かう途中、米加という珈琲ショップで、オヤジが新聞読みながら美味しそうな朝御飯してたので、つられて、美式早餐する。トーストしてあるフランスパンかクロワッサン+フレッシュ野菜+たまごサンドの中のやつ+ツナorハム+デカサイズの珈琲or奶茶で90元。
 飲み物はでかすぎて飲みきれず。みんな新聞読んだりパソコンしたりお祖父ちゃん4人でぼーっとしたりしながら、のんびり朝御飯してる。しがない旅行者のうちらはそんな時間もなく。。。哀。

 
 途中二人ともトイレに行きたくなるが、適当なところがないので、我慢して、バスで相方の現地職場へ向かう。バス、寒いので、長袖着てさらにストールお腹に巻いて、じっと我慢。
 オフィスビルに着くや否や、二人ともトイレに駆け込み、昨日の麻辣臭豆腐火鍋と格闘。。。。阿美だけ元気で、まったくもって羨ましいかぎり。
 冷や汗も治まったところで、現地の先輩お二方にご挨拶。九份、基隆、花蓮を回って来ました、というと、「いや~、初めて会うよそんな家族!」とびっくりされる。お二人ともお子さんがいらっしゃるので、学校の話とか、阿美は大っきい、とか、よもやま話す。

 
 カッピングがしたかったので、お店を紹介して貰いタクシーで出かけるも、地名の聞き間違いをされ、兄弟大飯店のある南京東路に連れていかれる。。。
 せっかくだから、とそこで降り、MTRで忠考復興に出て、SOGO裏の公園で阿美をひとしきり遊ばせて、お目当ての哨子麺の店で昼食。ラタトゥイユみたいな野菜と牛肉のトマト煮の麺で、牛肉トマトに目の無い相方にうってつけの店。阿美も喜んで食べる。野菜がたくさん入って、優しい味。
 地下のショッピングモール薬局で、阿美の食事用前掛け(スポンジボブ)59元。今回2枚しか持ってきていなかった為。


 猫空に出かけて初ゴンドラするつもりが、月曜日はメンテナンスで休み、とのポスターを見て、明日に計画変更して、台北駅に引き返す。
 地下の土産屋で、台湾鉄道版チョロQ×2、同じマンションの阿美の男の子お友達にお土産として。

 
 地上は暑いので地下道を通り中山駅方面へ。書店街、今日はやっていない。阿美寝る。
外に出ると雨が降り出しそうだったので早足で歩くも、相方方向を間違え台北駅の方へ向かってしまう。途中私が気付いて引き返す。
 
 行きつけのお茶屋さんで、試食試飲、楽しいおしゃべりののんびりタイム。入れてくれるお茶、どれもおいしくて気に入る。女主人の王さん、大女将さん、4年ぶりなのにちっとも変わっていなくって、お茶パワー恐るべし。
 途中、阿美起きて、“お茶ダンス”を披露したりして、大モテ。雨本降りに。
 王さん一押し高山茶、定番の文山包種、凍頂烏龍、ちょっとお高い東方美人、茶梅、ドライマンゴー、茶器、等々大人買いする、エッヘン。

 
 タクシーで迪化街の市場へ。
 市場2階の布問屋フロアでチャイナ布、ヘンテコレトロ布、750元分お買い上げ!何を作るか考えずとりあえず4尺づつ買ったので、それっぽっちの尺で何が出来るのか、ちと不安。でも、帰ってからとりあえず、赤のチャイナ布で、座布団カバー×2を手作り。ミシンを人に貸しているので手縫いなのが玉に瑕だけど、部屋にチャイナが増えるのは悪くない気分。

 市場一階外の名物屋台で雨宿りを兼ね、杏仁露を阿美と二人で一椀。相方はトイレット。ところが阿美、気に入ったのか一口も食べさせてくれない、けちんぼ。心配していた市場のトイレットはボットンだったけど意外に掃除が行き届いて綺麗だった、とは相方の弁。

 からすみや花茶など他に欲しいものもあったけれど、布の買いすぎのせいでそうも言い出せず、相方の欲しかった愛玉のみ、最初に目にしたお店で購入(本当は一斤からのところ、100グラムで売ってくれる。優しい)し、迪化街はこれでお終い。
 でもせっかくだから、と、市場横の縁結びの神様として有名なお寺で、ちょっとお参り。縁結びはもう縁がないので、それ以外のものに良い赤いお守りを100元で購入。売り場のおばちゃんが何か言ったが聞き取れないで「ティンプトン」と言うと、「ほらほらほら、付いて来て!」と言って、お堂の外のお線香立てのところに引っ張っていかれ、「お守りをこうして、3回回すのよ」と線香の煙の上で回してくれる。アリガタヤ。
 30後半くらいのお姉さまが一人、ガイドブック片手にお参りに来ていて、日本語(しかも関西弁)をぶつぶつ独り言しながら、本式にお参りしていた。本式にお参りするのはいいが、独り言ぶつぶつは、ちょっといかがなもの??

 
 雨、だいぶ小降りになる。
 でも荷物もあったので、タクシーでホテルへ。この頃から、阿美、タクシーに味をしめ、タクシー大好きっ子になってしまう。日本ではこんな風にタクシーたくさん乗れないんだよ、すまんねえ、阿美。。。

 
 小一時間、ホテルでぼやっと。
 我的マーにスパンコールの靴、とリクエストを受けていたので、城隍廟辺りの靴屋街に行くも、刺繍靴は探せてもスパンコール靴は無く、諦める。
 市場の雑貨屋で、阿美の傘80元、食器屋で欲しいコップがいくつもあったが、売り物のスプーン立てで使っているので売れない、と断られる、仕方なし。
 
 MTRで台大医院から中正記念堂へ。
 昨日通りかかって繁盛していて美味しそうだった火鍋屋へ、最後の晩餐をしに行く。結論として、古亭からのが断然近かった。。。なので着いた時にはお腹ぺこぺこの我ら。
 今日は平日のせいか空いていて、広い店内なだけにちょっと寂しい。
 
 羊が食べたかったのに、何故か牛肉頼まれる。その他、蝦、阿美の好きなエノキ、相方の好きなトマト、私の好きな酸白菜、凍豆腐、白飯、など頼む。相方はもちろんピージィヨウ、私は何故か火鍋につきものの酸梅湯。
 大陸東北風のちゃんとしたほーこーつ(であってる?)鍋で、久しぶりのしゃぶしゃぶ。途中、丸い煙突の蓋をずらして火加減調節してくれたり、鍋底足してくれたり、店員のアルバイト君たち、さりげなく親切。肉、相当な量で、やっとの思いで食べ切る。
 タレは壁に並んだ調味料置き場に行って自分で調合する、ってやつで、行く度毎回、香菜山盛にしすぎて店員に笑われる。その店員も、うちらの並びの奥のテーブルで、夕飯タイムしてた。

 
 バスで戻るつもりが、夜で本数が少なく来ないので、またMTRで、今度は西門まで乗る。裏道からホテルへ戻ると、10元ショップを見つけたので、昨日買いそびれた眉バターソなるヘンテコ土産と、メルヘンな少女絵柄箱の白粉(ディスプレイ用)なんかを買う。59元。
 
 相方のみタクシーでマッサージ第二弾。マッサージ1時間、足裏、耳掃除で〆て2250元。ミニスカートのお姉さんが背中踏んでくれる、超高級店へ行ったのでした。
 耳掃除、前回行った時は二人とも、ベリベリベリ、って膜みたくこびりついてた立派なものが取れたのに、今回は期待していたほどは取れなかったとのこと。朝に晩に、休みとなれば一日中、耳かき片手に過ごしてて、そんなに耳垢溜まりませんよ、当たり前、って言いたかったけど言わなかったけど。
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by souslecieldetokyo | 2008-07-16 21:48 | asia散歩

古亭、公館、一日散策

 夏風邪を引いた。先週の相方は疲れとばい菌で頬をやられ、点滴。唯一元気はチビだけ…。
 でも最近トイレトレーニングを始めたので、ここがかなりの正念場。パンツを履くと感覚が鈍るみたいなので、チャイナな“尻割れパンツ小娘”している。

 四日目、
 いつまーでも寝ている相方を残して、阿美と二人、せっかく無料なんだし…、と、地下の食堂へ朝食風景の視察。おかゆ、その他最低ランク。内装は意外と綺麗でホーチミンで泊まったホテルの食堂と似ていた。オレンジジュース、豆乳紅茶、阿美はおかゆ一口と甘いハム1枚だけ食べる。
 他のアジア、英語圏からの華僑の里帰りの家族連れが2,3組。それと食堂係のオバチャンとその息子。「ザオ」って挨拶。

 9時出発、一路おいしい屋台ストリートと評判の補習班通りへ。ところが、番地をメモしておらず、なんとなくこっちだろう、と思って歩くが、分からない。
 人の良さそうなアンちゃんを選んで声をかけるが、彼は受験生でなく、分からないという。「これから教会に行くので、そこで知っている人に聞いてみてあげる」と言われ、教会(といっても普通のビルの一階、YMCAみたいなセンター)でお姉ちゃんに引き合わされ、彼女があっちの方角、とこれまたアバウトに教えてくれたので、そっちへ向かう。
 やっぱり分からずコンビニへ入り店員に聞くと、「すぐ、ソコソコ」とのこと。横で聞いてたオヤジも外出た時、「あっちだよ」って指で教えてくれる。それでも「あっち」に行けども分からなくって近くの予備校の一階にいた受付嬢に聞くと、「着いてきて」って一緒に連れて行ってくれる。
 5人の恐るべき優しい道案内のおかげでやっとのこさでたどり着く。道と道のあいだの、名もなき細い路地。
 それなのに!お目当ての蔬菜蛋餅の店は12時からの営業でやっておらず、ガックシ。。。
 仕方なく、隣の隣の店で、チャーハン&目玉焼き&菜っ葉(菜心)炒め&排骨弁当を買って、店内で食べる。猫がいて、阿美大喜び。愛想の悪い不良オバチャンも嫌がる猫を立っちさせて、前足を掏りあわさせたりさせて、何気に阿美にアピールしてくる。
 私の分を半分残して非常食とし、店を後にする。

 MTRで古亭へ。
 すぐのミスタードーナツで何故か阿美にドーナッツを購入。選んだのはエンゼルショコラで、こぼすかな~、と心配したが、割かし器用におとなしく食べてくれ、この2,3日でも成長しているのが分かる。
 古亭市場で3枚100元のパンツ。フリーサイズ、って書いてあるのに、どれもサイズが大・中・小くらいに違う。でも柄重視で選ぶ。今回、途中で洗濯しようと思っていたのだが、面倒くさくなって止めたのだ。帰ってホテルのフロントで鋏を貸して貰ってタグを切ってたら、お子さんのですか?って聞かれる。自分のです、って言うと、絶句された…。

 近くにあるという乾拌麺の店を今度は住所を頼りに探し回るが、今度も発見できず。番地的に合っていると思われる建物はシャッターが下りていて、看板は無し、普通の住宅の様子。住所違いか、店畳んだか。
 阿美が寝たので、近くの丹提珈琲にて寛ぐことに。ブレンド35元×2。でもこっちの人はほとんど食事系を頼んでいた。それかこってり生クリームの甘いのか。

 メインストリート羅新福路を下って歩く。
 途中、金門特産中心で、竹の葉に包んである名物お菓子を購入。後日バイト先、公園ママ達等にパイナップルケーキのマンネリを避けて渡すと、「初めて食べた、美味しかった」と喜ばれる。ウシシ。
 阿美、オバちゃんに気に入られ、試食の嵐。ビーフジャーキーみたいなやつとか。

 昨日のスコールで汚れた靴が可哀想だったので、目に付いた子供洋品店で阿美の靴購入。やっぱりここでも「クーアイ、クーアイ」。ピンクのおリボンふりふりを止めて、オレンジや紫のサイケ渦巻きスニーカー600元と、つられてセール半額の緑リンゴTシャツ140元の2品。“愛的世界”という、かなりどこにでもあるチェーン店。

 続いてポップなTシャツ屋で、相方のTシャツ1枚。黒のターンテーブルにピンクのレコードの柄。700元、高い。阿美、赤いレゴ風ブロックにゴムが付いた髪留めをサービスで貰う。

 誠品書店台大店に着いたところで今日もすごいスコール、雷。まず初めに3階のトイレで阿美のおむつ替え、衝撃的光景目にする。
 相方とバトンタッチし、3階の子供向けフロアで雨宿り兼ねて遊んでてもらって、私は一人ゆっくり本を物色。台北市・台北縣の地図付きガイド本と、台湾1泊2日旅遊本、台湾伝統的布柄を集めたデザイン本、馬租の写真集、爆裂中国という中国本、MOGUというお洒落雑誌、絵葉書、お土産のコースターなどなど、たくさん買いすぎて後で怒られる。
 阿美はキティちゃんの携帯、トーマスのシールを買って貰ってご満悦だったが、雨止まず、書店前の軒下で、台大の校門を見ながらお坊さんと並んで雨宿り。
 阿美、小腹が空いたのか、朝のお弁当の残りをバク付く。

 それでも止まない雨なので、今日は用意してあった雨グッズ(ベビーカー用雨カバー、私はレインコート、相方は折りたたみ傘)を取り出して、直ぐそこの台一牛奶大王へ、雨宿り第2弾へ。
 相方は檸檬愛玉氷、私は食指が動いて紅豆芝麻湯圓、阿美にちっさい牛乳プリンのおまけ付き。店内はここ目当てのお客さんやら雨宿りの人やらでまあまあの混み具合。なんとなくおいしそうだったので頼んだ私のメニューがここの名物だったらしく、あとから来た男4人組も老夫婦二人もこれを頼んでいて、私の食指に相方感心する、したり。
 味は、甘すぎないお汁粉の中に、ぷにんぷにんの白玉、胡麻餡入り、という代物。こんなのが大好きな相方に半分以上横取りされた。。。檸檬愛玉も酸っぱすぎるくらいシロップでない本物の檸檬がたっぷり絞ってあって、昔風、これまた相方好みだったそう。
 一気にこの店、相方の好きな店ランキングの上位に踊りでる。

 だいぶ雨が小降りになったので、気分も良くして、界隈の散策開始する。
 湯圓食べてしまったので、興味のあった酒糟湯圓は今回は食べれず。

 裏路地の温州街の素敵な雑貨屋で、素朴な刺繍の絵やら、可愛い絵葉書、パンダのぶら提げるやつ(壊れかけで半額)、赤い石のピアスを購入。おまけで50元くらいの刺繍携帯ストラップ二つくれる。さっそく阿美のキティちゃん携帯にピンクのを着けて貰う。いい店。
 相方はこの辺のカフェの雰囲気をいたく気に入って、バシバシ写真に収める。こういうところで飲んだら珈琲ももしかしたら美味しいのかしらん??

 有名なタイやベトナムのレストラン通りこ超えて、今回初の麻辣臭豆腐屋で、遅いお昼ご飯。揚げた臭豆腐も取ったら阿美、白いご飯の上に汁(にんにく醤油)ごとかけて、スプーンで潰して食してる。。。大きいの二つくらい、ペロリされた。
 臭豆腐鍋、小辣にしたのに、大辣でやられた~の辛さ。こうなったら!と、勢いで青菜、ビーフン等具を追加する。鴨血豆腐、エノキは最初から入っていた。ビーフン、ほとんどのテーブルで頼んでいたので定番なのだと思い頼んだが、量も多くスープを吸ってしまい最後には伸びきって、相方がビールを買いに行っている間に勝手に頼んだので、「俺は入れたくなかったんだ」みたくブーイング受ける。
 隣のヤンピンフエンフエン(店の名前)で、タピオカ愛玉檸檬を買って、他の人みたく臭豆腐鍋と交互で食べる。プチプチ好きなので、ここのタピオカ愛玉、いたく気に入る。“臭豆腐と愛玉”っていうなんとも言えない、台湾ならではの食べ合わせも、素敵。ってこの話を台湾人ハーフの旦那さんと結婚しているバイト先のM姉に言うと、「ありえなーい!」と一瞬で却下された…。

 もともと捨ててこようとぼろ靴を履いていったのと、昨日今日のスコールでジーンズの青が移ってどうしようもなく汚くなった白のスニーカーを買い換えようと、通りすがりの店でつま先・踵が銀でバレエシューズみたいなんだけど足首のことろがゴム、ってエナメル風白靴を390元で。本当はいろいろ迷いたかったのに、阿美が降りたいと泣くし相方の機嫌も悪く、思考能力ゼロで急いで買う。
 靴下、3足100元。
 相方、ちょっとかわいい半ズボンが飾ってあった店で革のサンダル、390元。
 待っている間、すんごい繁盛してる素食レストラン発見。

 師大路横、龍泉街へ。道幅や来ている人の感じは裏原なんだけど、店の雰囲気は下北みたい、で大好きな通り。気になるカフェ、レストラン、おいしいもの屋台も満載だし。
 相方、ベージュのちょっとお洒落な長袖シャツ、100元。
 阿美が寝たので、心置きなく、10元ショップ漁り。でも店の半分くらいは普通の雑貨屋で、値札を見ずに選んでいったら大変なことに。レースのテーブル蚊帳、人魚の靴べら、チビのポプリ入り紫ライオン柄ハンガー、チープな花柄ハンケチ、等々、189元。

 雨上がりの和平東路を古亭駅方面へ、それをさらに中正記念堂目指して歩く。
 途中阿美起きて泣く。
 たまたまそこにあった昆虫館の前で子供がアイスキャンディー食べていたので、店に入っていって「蜂蜜氷棒一棒」、というと、中学生くらいの息子が渡してくれて、店主の親と笑いながら何か喋って、「フリー、フリー」と言う。
 「え、なんで~、いいの?」と言いつつちゃっかり甘え、阿美に食べさすと店中のお客、店員、みんな笑顔。なんだか知らないがいい店。店内は昆虫のオンパレードで、生きているもの、標本のもの、育てる木、お客さんもマニアな感じ。
 「健康の為に一日一本蜂蜜氷棒!」とのぼりが立っていたが、ばら売りしてなかったのかもしれないな、本当は…、と後で思いつく。

 MRTで西門へ出て、一旦ホテル。

 9時、阿美も元気なので、近くの百貨店の地下の食堂街へ。
 ジャージャー麺と思って頼んだら、家常麺で、牛肉たっぷりのにゅーろー麺が出てきたけど、刀削麺みたいなビロビロ麺も肉も100%コラーゲンの筋も蜂の巣も全部美味しかったのは、老山東、という店。
 それから蛙のチェーン店で黒タピオカ甘甘愛玉、相方大好物の黒胡椒鉄板牛排と、夜市みたいなはしご食べ。

 二人には先に帰ってて貰い、今日は私が、近くのマッサージ屋へ。
 有名なところらしく、カップルや、日本人旅行客や、エステしにきた台湾ガールなどで大繁盛していた。おかげで一人ものの私はかなり待たされ、先に足湯に通されてしまったために帰るわけにも行かず、携帯をいじりいじり、蛙タピオカじりじり飲みながら、待つ。
 最初半身マッサージ、それから足ツボ、それが一時間。人が変わって、上海式っって書いてあったけど、まあまあ本格的な道具で足の角質取り。どっちも無口なオジサンで、でも腕はまずまず。カードで1470元。
 走るように帰ったけれど、深夜12時近くの西門は思ったほど危なくなく、普通にバイト帰りの女の子とか歩いていて、台湾の治安の良さを実感する。
 疲れも取れ、爆睡。
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by souslecieldetokyo | 2008-07-15 21:57 | asia散歩