古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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早稲田、秋の古書ハント。

 先日 中国語の老師との懇親会があって魯迅についての興味がでて それから 北陸の廻船問屋について考える時 堀田善衛の作品を読む必要性が出てきたので 欲しい本や持っていない本 それらを漁りに ブックハントの旅にでる。
 国立医療センター脇の坂からアバコを突っ切って早稲田通りに出る途中、鼻の下のところが泥棒メイクのように または蝶ネクタイマークのように黒くなっている おとなしいシロネコと出会う。(と、後日会った猫好きのおばさんにその話をしたら、家の近所の子よ!と話が通じるので、ご近所でも名の通った名物ネコなのかもしれなかった。)
 
 一件めの本屋で ずっと探していた岡本かの子の文集(「巴里祭」含む)を見つけたのでこれは幸先が良いと 大喜び。かなりボロボロだったが300円と格安。
 高いが品揃えのいい本屋では 「上海の蛍」武田泰淳を見つけ 1200円と高いのでまけてくださいと頼むもマケテクレズ。迷いに迷って これだけ状態のいいものも珍しいだろうということで 買っておくことにする。(と 後で他の本屋で状態は悪いがもっと安いものを見つけガックリ。でもずっと以前、神田古書センターでは300円であった、この時どうして買って置かなかったのか、我ながら疑問。)
 次にここも高いが状態のいいものばかりの本屋で谷崎の「上海交遊記」と(これで芥川と谷崎の、上海旅遊比較が出来るというもの?)文庫格安の「大雪のニューヨークを歩くには」J・スティブンスン、常盤新平訳を買う。
 
 とここで昼飯時となったので どこで何を食べようか思案するも やっぱり古本漁りとくればカレー、ということで お決まりのエチオピアで 奮発してエビ野菜カレー(妊婦なので0倍)を食べることに。買ってきた本を眺めつつのんびりカレーを食べ、食後のサービス、マンゴ・ラッシーをすする。
 やっぱり0倍は物足りない、せめて2倍3倍(大辛)のカレーが早く食べたいなあ などと思いつつ 往路と反対側の通りをぶらぶら引き戻す。
 
 お金も無くなってきたのでここからは安物買い、 いくつかの道端の100円コーナーで遠藤の「フランスの大学生」辻邦夫「モンマルトル日記」(両方とも状態の良い単行本)、50円文庫コーナーで辻静雄「ヨーロッパ一等旅行」村上光彦「パリの誘惑」磯村尚徳・深田祐介「セーヌで語ろう」青木正児「華国風味」森村桂「香港へ行く」清岡卓行「アカシアの大連」を買う。
 最後、バイト先のCAFÉで一息つき、しめに ブックオフの100円コーナーへ行き、海老沢泰久「美味礼讃」椎名誠「中国の鳥人」長谷川真通「ユーレイルパス父子旅」を購入。
 
 肝心の堀田善衛「鶴のいた庭」は探せなかった。全集の端本も無く。
 魯迅の方は 選集13冊完3300円と 竹内好訳文集4冊4000円の二つがあったが 一応実家に問い合わせてからと思い 父親に連絡を取ると 前者なら家にあるとのこと、買うのを控えて正解であった。
 
 引越しを考えているので もうこれ以上本を買うのを止めておこう、と頭では分かっているものの いざ古書店巡りを開始すると、もう止まらない。フリーマーケットと同じである。でもここで安物買いの銭失いをしておくと、高い買い物欲求がなくなるので良しとしよう?
 そういえば幾年か前 池袋の古本祭りで300円で見つけて買い占めておいたメグレものシリーズが だいたい1000円~の値付けがされているのを発見。こういうのを見るにつけても、嬉しくなってしまう私っていったい…、 きっと一生セレブにはなれないんだろうなあ。。
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by souslecieldetokyo | 2005-11-30 11:14 | 日々是雑記