古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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志ん生まつり!

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行こう行こうと思っていた寄席に久々に遊びに行った。
と、やっていたのが“志ん生まつり”。
志ん生はもちろんCDや本でのみででしか知らないが、大好きな落語家だ。
一番好きといってもいい。
最近読んだ桂米朝の本の中に、その師匠の米団治のセリフとして、
「わしのような不器用者でも、一生懸命努力すれば、何年かかるかわからんが文楽さんには
なれるかと思う。けれども、志ん生はんには、なんぼ努力してもこれはなれん」
というのが載っていた。
ひしゃげたような顔つきからふんにゃらほんにゃらとした喋り方から、
本当に真似の出来る人でないようだ。
映像が残ってないというのが悔やまれるところ。

さて、その昼の部中入り前に、ちょっとした余興(志ん生クイズ)があった。
いつも頼んでいた出前の寿司のネタについてや、出番中に居眠りしてしまった寄席の名前は?
など、マニアックなもの。ついで、晩年の趣味であった川柳についての出題が2問、
それからCD「火炎太鼓」よりの出題が3問。
当たった人への賞品が「志ん生てぬぐい完全復刻版」だったので、欲しいなあ、とは
思ってもみたけれど、難しい問題ばかりなので、手を挙げるのをためらっていた…。

が!
CD問題の2問目で、なんと私にも分かる問題が出た!
それはくだらないがらくたばかりを仕入れてくる甚平に対して御かみさんが言うせりふで、
私の一番好きなせりふだったので、間違えようがなかった。(三択ではあったものの。)
いきおいよく手を挙げたら、どうやらそれはあまり知られていないせりふだったらしく、
回答者がいつもより少ない。
加えて、その手の挙げ方が威勢のよかったのと、私が恐らくは歳若だったせいで、
志ん駒師匠がこの存在に気付いてくれ、私が回答することに。
なんたるラッキー!

答えは「あんにゃもんにゃ」。
正確には、「だからお前さんは人間があんにゃもんにゃだっていうんだよォ、」。
志ん生がいうとなんとこの「あんにゃもんにゃ」が面白く響くことか。
もちろん正解し、手ぬぐいを貰った!
こんなに嬉しかったことは最近かつてない。

昼主任の円菊さんもなにやら志ん生めいてふがふがと、志ん生の言い回しを交えて一生懸命頑張ってくれたし、、
そのまま居座った夜の部での 好きな「すず風にゃん子金魚」や入船亭扇橋も良かった。
すっかり気分が良くなったので、伊勢丹の地下で晩のお惣菜など奮発し、バスで帰途。
こんなことが出来るのもあと半年弱だと思うと、くいのないよう、今のうちにたっぷり遊んでおこう?

ついでいうと、せっかくクイズで当てて貰った手ぬぐいはあまりに勿体なくて使えそうもないので、仲入りに回ってきた若い人から千円で新しいのを買う。これで多いに持ち歩いて、皆に自慢出来るというもの!
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by souslecieldetokyo | 2005-09-13 21:12 | 日々是雑記