古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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台所のかみさま

 我が家には台所に神様がいる。

 せまい台所の入り口に、じゃらじゃらしたビーズの暖簾が掛かっていているのだけれど、普段料理の運びに邪魔なので、一つに縛ってある。
 神社でお参りする際の“鈴付き縄”にそっくりということで、チビが日々、ゆすっては何やらむにゃむにゃ願い事をしていたのがきっかけで、それを母子はいつしか「台所の神様」と呼ぶように。

 中国ではもちろん「竈の神様」「台所の神様」はちゃーんと存在して(「玄関の神様」も有名ですね。)、これといって珍しいこともないけれど、家の「台所の神様」は、喫茶店マスターのダイエットの成功やら、友人たちの活躍やら、就職活動の成功、両親の旅の無事等々、台所とはとんと関係ないことばかり願い事されて、だぶん大弱り、ご利益期待するほうもどうかしていると思うけど。
 じゃらじゃらの上に、神棚、作ったほうが良いか知らん。


 そういえば、たまたま今日夕方NHKをつけたら、「トイレの神様」なる歌が流れていた。水木大先生の本に出てくるようなトイレにいる妖怪のことではなくて、その歌では、トイレには「女神様」がいて、毎日きれいに磨くとその女神様のごとくべっぴんになれるんだ、そうな。それを教えてくれた、亡きお祖母ちゃんに寄せる追悼ソングでした。

 「水曜日の神様」というのもありますね、角田光代。まだ未読ですが、タイに存在する、「曜日の神様」のことのよう。
 香港では、「生まれ年の神様」ってのもいたしな。

 八百万の神様が存在するこの国、この地球、“素晴らしきこの世界”(真心ブラザーズ)!



 追記
 台所といえば、何より秀逸なタイトル、
 谷川俊太郎氏の詩集、「夜中に台所でぼくはきみに話かけたかった」。
 スバラシキ 老年の 恋のオモイ。
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by souslecieldetokyo | 2010-04-14 23:02 | 日々是雑記