古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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長くなりました、古本&雑文

 2010年4月8日、チビの入園式。
 今日は彼女は興奮しすぎと昨日の早寝のせいで、5時半起床、6時朝御飯の大張り切りぶり。言うこと聞かず動き回ってばかりで、ロクな写真も撮れなかったのが残念…。でもまあしょうがないですね、所詮コドモなんてそんなですね。

 文体にすぐに影響されてしまうのは、かの大江健三郎まで、「夕子ちゃんの近道」の解説の中でそう書いておられることなので、特別私だけなわけでもあるまいが、これは村上春樹です。
 ひょんなことから、井の頭公園のカフェで、私のもとにやってきた、この本。
 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた

 ノルウェイの森(赤)も50円で見つけたし、その前行ったジブリの美術館で貰った小冊子にも村上春樹特集載っていたし、ちょっとしたブーム到来。かなり遅めの、そしてかなり小さめのですが…。
 猫のことも、JAZZのことも、日々のことも面白く読みました。でもやはり一番は「小確幸」。小さいけれども、確かな幸福。それを見出すための、自己規制みたいなものの存在。J・Jの買い物の仕方にも共通してます、もちろん私の人生も、ほとんどこのことだけのために回ってますしね。
 偽っこ文体終わり!


 そういえば、「櫂」読了。
 巴吉太夫が綾子を産むところくらいから、物語ががっと動き始め、そこからはあっという間読んだ。
 しかし、人生9勝6敗のセオリーからいくと、綾子にのめり込み過ぎたのが、喜和の後半の負けを引き込んだのだろう。しかし血の繋がらない関係を本物の親子のものにするには、喜和にはそうすることしか出来なかったことを思うと、何やら哀しい。

 続けて、「寒椿」読む。まだ一人目。(四人の芸妓子が出てくる)


 入園祝いの古本
 The Christopher robin story book+ by a.a.Milne
 I CAN FLY Ruth Krauss (ラブリー、文句なし。)
 A CLEVER LITTLE GIRL LIKE LOTTA(映画のロッタちゃんが大好きなので、いたく喜ばれる)
 おおかみと七ひきのこやぎ フェリクス・ホフマンえ /せたていじ やく(グリム童話などの名作を、安物じゃない絵の絵本で揃えていくのも、私にとって“小確幸”。)


 便乗の100円古本
 猫 ジョルジュ・シムノン (帯の都筑道夫のコトバ、「この本をもっと若いうちに読んでいれば、結婚なんかしなかったのに。」には、ゾッ。シムノンはミステリー以外にもいろいろ書いていたから、これも小説風のものと思うが、それにしても、ミステリー以上に身の毛のよだつ…。)
 猫に紅茶を 生活に刻まれたオーストラリアの歴史 藤川隆男(タイトルでやられました。)
 ウォン・カーウァイ ジミー・ンガイ
 九龍塘の恋 ポール・セロー(旅行記以外で読むのは初めてだが、香港を題材にしているなんて、ニクイ。やりますな。)
 鳥頭紀行 くりくり編 西原・ゲッツ・鴨(チビがわりとアニメ「毎日かあさん」が好きで見ているのだが、つい先週カンボジア旅行の回をやっていて、彼ら、昔出家して出家名を貰ったそうな…、その旅行話が載っている編だったので。でもそれより何より、里帰りして春キャンプした際、テントのチャックを閉め忘れ、参加一族全員ヤブ蚊に教われ全身刺された痕で血だらけになった漫画の絵、怖くて、夢に出そうでした。)


 図書館の本
 床下の小人たち メアリー・ノートン
 小学生の頃地元の図書館で借りて、相当面白くってわくわくして、全シリーズ読んだはずなのに、内容をほとんど忘れており、もちろんジブリの次回作の原作がこれなので、読み直すことに。文庫で3冊持っているのだけれど、やっぱり、文庫より断然、単行本ですね、表紙の黒の感じが最高に素敵。
 覚えているはずの、ミシン糸(糸巻き)を借りてくるシーンがなくて、記憶って作られている…恐るべし…、と思う。きれいな絵の張ってある天井を見つめる場面は、かろうじて合っていたけれど。
 人間(インゲン)の男の子と会って、世界が変わるアリエッティ。
 「ふたりの、いっしょにさぐった世界は、どんなものだったでしょうーアリエッティにとっては、未知の世界ばかりでした。アリエッティは、多くのことを学びましたが、学んだなかには、信じられないこともありました。アリエッティは、こんどこそは、じぶんたちの住んでいる地球が、まえ考えていたように、小人のために、宇宙をめぐってまわっているのではないということを、思いしらされました。」
 ここのところでは、年下の友人のo君のことを思い出す。そういえば最近、宇宙について考えているって言ってたなあ…。

 余談ですがこのo君、非常にタレンティブなミュージシャンなのだけれど、今まで見たことないくらいジェントルでナイスでグッドマン。でも、「よんじゅっさいもんだい」で角田光代が言っていたように、「本当に“悪いおとこ”とは、善人のことだ」ってのも真実だと思うので、彼にはもっと悪人の部分を頑張って放出して欲しいと願う、オバチャン心。
 でもまあ大丈夫だろうな。暗黒の中で台風みたいに蠢く、宇宙くらい大きな闇の部分を、彼もきっと持っているはずだから。だから、音楽、やっているんだろうし。


 あともう一つ、(今日は長いなあ、)
 ジブリの美術館の本屋さんに飾ってあった、ユーリ・ノルシュテインの(確か)「おやすみなさい子供たち」の絵。だーいすき、と思ってユーチューブで見られますよと教わって見ようとしたのに見られない。そいで代わりに、「屋根の上のポムネンカ」のDVDを手に入れようと思い立ったのだけれど、それも発売していないと云われてしまった、残念。
 この2作にも、床下の小人たちにも共通するけれど、どうして不揃いの、縁欠けの、オモチャの陶器のカップや指貫で お茶を飲みお菓子を食べる人形、ぬいぐるみのパーティーって、こんなにもあんなにも私の心を躍らせるんだろう。
 イギリスのスリフトショップにでも行って、思うまま手当たり次第そんなものを買い物したいなあ~、いつの日か、ってこれは大確幸。
 

 おしまーい!
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by souslecieldetokyo | 2010-04-08 23:15 | 古本