古本 フリマ 散歩


by souslecieldetokyo
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9月、超々久々のブックオフ古本

 8月末から9月頭にかけて、香港マカオに遊んでました、写真のみfacebookに順次アップしていマス、もし参加している人は、興味があれば、私を探してくださいネ。

 さて、本日は超々久々の、ブックオフへ行ってみた。
 かつて原宿にあった店舗には足繁く通っていたのだけれど、無くなってからは地元の店舗に馴染めずに、今日まで3,4年以上経ってしまったのだけれど…。


 100円の本2冊、500円、700円の本各1冊。
 象が空を 沢木耕太郎
 花のきもの 宮尾登美子
 香港特別芸術区 香港アート&カルチャーガイド
 電化製品列伝 長嶋有


 「象が空を」
 「路上の視野」後10年、の全エッセイ集で、この厚さ!507頁。
 しかし読み始めると、止らない内容の濃さで、他も気になりつつ、こればかり読む。でもちょっとの暇を見つけつつの読み進めなので、なかなか前進せず、やっとこさで、半分。旅の断片、小エッセイなどもあるが、面白いのは作家論。

 阿佐田哲也、近藤紘一、カポーティなど、我が家の本棚にもありながら、そこまで深い馴染みでなかった作家たちを、これを読み、すぐにでも再読再考したくなった。
 その作品、人生、実際の印象などが複雑に絡み合う中、彼の持つ引っかかり、何か思うことについて、海底に光る一筋の糸を捜し当てる思考の旅のごとき文章。さらっと読みやすいのに、言いたいことを過不足なく言い尽くす文体は、須賀敦子にも似た“こなれ方”だとも思った。
 そして、いつもいつもそこに思いが至ってしまうのが、彼の眼差しの濁りの無さ。様々な危険や汚い世界や黒く蠢くものを凝視したであろうに、しかしそのスリルの横をするりと通り過ぎ、さっそうと潔い足取りで世界中を歩き、その目は、一層のクリアーさを手に入れたのであろうか、澱まず、まるでモンゴルやチベットなど酸素の薄い高地に広がる澄んだ空のようなのだ。

 これがしかも新品同様のダメージの無い単行本で100円とは、古本様々、ハラショー!
 女性誌で連載している「一号線を北上せよ」の単行本化もものすごく楽しみだし、私にとって彼はルポライターというより、好きな作家の一人、定価で買えずにゴメンナサイ。
 

 香港アート&カルチャーも、ずっと目を付けていたのだが、ここで見つけたのも何かの縁、と思って、500円だったが、購入した。
 長嶋有のも、表紙高野史子だし、単行本で揃えなかったら駄目でしょう、と思っていたので、高かったが、ゲット。

 
なにやら幾らか忘れたが割り引き券を貰ってしまったので、その有効期限内までには、もう一度足を運ばなくては…。今回の100円本みたいな掘り出し物が次回もあるといいんだけどなあ~。
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by souslecieldetokyo | 2009-09-24 01:15 | 古本